12月20日、元棋士で現在はタレントとして活躍中の竹俣紅が、東京・福家書店新宿サブナード店で写真集「夜明け前、紅さす。」の発売記念イベントを開催。イベント開始前に囲み取材に応じた。
初めての写真集を出すことが決まった時の気持ちについて聞かれると、「『え?需要あるの?』『買う人いるの?』というのと、『なんで今?』という気持ちが大きかったです。でも、今まで応援してくださったファンの皆さまへの置き土産のようなものかなと思って、良いものを作るべくいろいろ工夫しました」と答えた。
“置き土産”というのは、2021年の春から社会人として飛び立つため、最初で最後の写真集になるため。「編集部の皆さんが私のリクエストをできる限り聞いてくださって、思い出深い一冊になりました」と感慨深げ。
紙質も気に入っているようで、「『こんなに本の紙がツヤツヤなんだ!』って(笑)。これはぜひ実物をぜひ手に取っていただきたいです」と笑顔を見せた。
撮影で大変だったのはテニスのシーン。「私としてはきちんとボールを的確に打っていると思ったんですけど、気付いたらボールがラケットをシュッとすり抜けて後ろに転がっていました(笑)。スタッフの皆さんをぼうぜんとさせてしまって申し訳なかったです(笑)」と撮影時を振り返った。
写真集の中で特に気に入っているカットはストレッチをしている場面。「普段、家でヨガとかストレッチをしているんですけど、家族以外は見てないことなので、最後の写真集ですし、せっかくなのでカメラに収めていただきました。左側のページには足の裏が写っています。足の裏の写真ってあまり見ることがないと思うのでレアな写真かなって(笑)」とお気に入りポイントを説明した。