毎週日曜夜7:00より、BS12 トゥエルビにて放送中の「日曜アニメ劇場」。12月20日(日)は、眉村卓原作のSFジュブナイル小説をアニメ化した映画「ねらわれた学園」を放送する。
本作は、過去6回にわたり実写化されてきた話題作に、中村亮介監督と内藤裕子が脚本を共著し新たな解釈を加えた初のアニメーション映画化作品。時代を現代の中学校に置き換え、思春期の少年少女の恋愛や友情を中心に描いていく。
ヒロイン・涼浦ナツキ役を演じたのは、本作が初の主演声優となった渡辺麻友。渡辺は本作の主題歌も担当している。その他、本城雄太郎、小野大輔、花澤香菜など、数多の作品でメインキャストを演じた人気声優陣が集結。みずみずしい青春模様とSF要素が絡み合う本作を盛り上げていく。
始業式の朝。古都・鎌倉の中学校に通う関ケンジ(CV:本城雄太郎)は、密かに好意を寄せていた生徒会書記・春河カホリ(CV:花澤香菜)と朝の海で初めて言葉を交わす。憧れのカホリとの会話にケンジは有頂天となるが、そんなケンジを幼なじみの涼浦ナツキ(CV:渡辺麻友)は複雑な思いで見守っていた。
そんな中、ケンジは高台で桜の花びら受けながら、まるで風を操るように立っていた少年と遭遇し、その少年に何か不思議なものを感じる。そしてその少年は、ケンジたちのクラスにやってきた転校生・京極リョウイチ(CV:小野大輔)だった。
ケンジ、ナツキ、カホリのいるクラスに現れた京極は、次第にクラスに溶け込んでいきながら、一方で何かクラスメートの持つ雰囲気と相容れないものを漂わせる。そして、カホリはそんな京極にひそかに惹かれ始める。
やがて学園では不思議な出来事が起こり始める。この不思議な出来事がケンジ、ナツキ、カホリだけではなく、生徒会の面々、担任の先生、ケンジの祖父である関耕児(CV:内田直哉)、そして不登校を続けていた山際ゆりこ(CV:戸松遥)など皆を巻き込んでいく。
それぞれが心に秘めていた思いが明らかになっていき、幼なじみでずっと一緒だったケンジとナツキの距離感も変わり始める。果たして京極は何者なのか。そして学園では何が起ころうとしているのか。伝えたい、伝わらない、それぞれの様々な思いが、学園で起きる事件に奇跡を呼び起こす…。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)