<おちょやん>杉咲花“千代”の初舞台に感動の声!博多華丸「泣けちゃいましたね」
“大阪のおかあさん”として人気を誇った名女優・浪花千栄子をモデルに、ヒロイン・竹井千代(杉咲花)の奮闘を描く連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。12月24日放送の第19回では、千代の運命を変える“初舞台”が描かれた。(以下、ネタバレがあります)
「どこにも行きとうない」
第4週「どこにも行きとうない」(12月21日[月]~26日[土]※土曜は一週間の振り返り)は、千代のもとに8年ぶりに父親・テルヲ(トータス松本)が現れ、借金のカタに千代をまたしても売り飛ばそうと画策する展開。そんな中で、第19回では一平(成田凌)ら天海天海一座の一大事が描かれた。
客入りが悪く、一座の舞台は打ち切りに。急きょ中日が千秋楽となってしまう。主役を務める須賀廼家千之助(すがのや・せんのすけ=星田英利)は、いつまでも芝居に身を入れない一平に愛想をつかして出奔。女中を演じるはずだった女形も腰を痛め、舞台の幕が上がらない事態となった。
「おるやないか、ほんまもんの女中が…お前、出ぇ!」。一平の思い付きで、急きょ舞台に引きずり出された千代。ろくにあらすじも知らないままの代役がうまくいくはずもなく、手は震えるわ、セリフは飛ぶわ…。だが、それがかえって笑いを生み、なんとか山場まで駒を進めた。
山場は、店の旦那(一平)が女将の外出中に浮気相手の女中・おみの(千代)を追い出す場面。かんざしを買ってやるから出て行ってくれ、と懇願する旦那に「しゃあない、それで手ぇ打ちます」と答えるべきところ、筋書きをど忘れしてしまった千代は開き直り、「いやや!うちは絶対に行きまへん」と座り込んだ。