7月のある日、公演が行われるはずだった新橋演舞場では、グループ最年少で現役高校生のラウールによる、創作ダンスのシーンの撮影が進められていた。
ラウールは小学生の時、ダンスの世界大会で準優勝した実力の持ち主。2019年に15歳でSnow Manのセンターに抜擢された。この日の撮影では、失くした恋を歌った曲「Maybe」にのせて、ソロパートをアドリブで踊ることになっていた。
最も思いが乗るサビの部分、ラウールは感情を爆発させ、圧巻のダンスですごみを見せる。映画の撮影では、編集でカットをつなげるため、何度も同じ動きをしなくてはいけない。
しかし、その表現を繰り返すことはできなかった。監督は「(編集の)つながりを考えなくていいです。一発にかけましょう」と撮影プランを変更する。
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