声優・中島由貴、自分にしか生み出せない音楽世界を追求したデビュー作
自分の楽曲だからこそ、自分にできることを最大限に出さなきゃいけない
また、9曲目に収録される「マーブル」は、その出自に少し秘密のある1曲。それによって中島には強い思い入れがあるのだという。
「3年前に一度、ソロライブをやらせていただいたことがあって。その時に1曲だけオリジナル曲を歌ったんですけど、それがこの「マーブル」のもとになった曲なんですよ。ファンの方から『あの曲ってどうなったの?』って言われることも多かったし、私にとってはある意味、始まりの曲でもあるので、今回あらためてお披露目することができて自分としてもすごくうれしいです。タイトルも歌詞もけっこうガラッと変わりましたけど、あのライブで聴いてくれた人はきっと、“これは!”って気づいてくれるんじゃないかな。歌詞は恋の物語になっているので、“エモい!”って感じてくださる方もいるかもしれないですね」
アルバムラストには表題曲となる「Chapter I」を収録。ロックなサウンドをバックに、ソロアーティストとしてデビューを飾る今の決意が高らかに歌われている。
「疾走感のある爽やかなロックサウンドは、皆さんが想像してくださっている中島由貴像に近いかもしれませんね。歌詞には私の明るくてポジティブな部分がすごく出ていると思います。それは“次のステージ”に向けた自分の思いであり、皆さんの背中を押せるものでもあるかなって。MVでは今までになかったようなダンスをしているので、そちらにもぜひ注目してほしいですね。歌詞にマッチしたダンスは自分としてもすごく気に入っているので」
ここから始まるソロアーティストとしての道のり。自分にしかつくり出し得ない世界を表現していくため、中島由貴の中には新たな課題を見え始めているようだ。
「ソロとしての中島由貴は歌って踊るんだろうなって予想されている方はたぶん多いと思うし、自分自身、身体を使って音楽を全力で表現することが大好きなんですよね。なので、どれだけ全力で歌って踊ったとしてもパフォーマンスがブレないように、しっかりフィジカル面を鍛えていかないとなって今は思っています。歌のためにダンスをセーブするってことになると、なんだかむず痒い気持ちになってしまいますから(笑)。自分の楽曲だからこそ、自分にできることを最大限に出さなきゃいけない。それを忘れずにここから頑張っていこうと思っています。2020年は皆さんに会う機会がなかなかつくれなかったけど、来年は3月7日(日)に開催する1stライブを成功させることが一つの大きな目標ですね。3年前の初めてのソロライブは持ち曲がなかったからカバー曲をいっぱいやりましたけど、今度はオリジナル曲がたっぷりありますからね。楽しみです!」
(取材・文 / もりひでゆき)
中島由貴 オフィシャルホームページ:https://nakashimayuki.com
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