――あと、今回のM-1の優勝賞品に、記念の像を作るというのがあったと思うんですが、こちらは何か動きがあったりしたのでしょうか?
野田:あのー…事件が起きまして(笑)。
村上:型、取りましたよ。マジで、芸歴で一番キツい仕事でしたね。
野田:像を作るためにはですね、犬がけがしたときに着けるやつ(※エリザベスカラー)みたいなのを着けて、石膏を顔に流して型を取るんですけど。
村上:上を向いてね。
野田:当然息ができないので鼻にストローを差して、鼻で呼吸ができるようにするんですね。で、鼻呼吸だけなので、苦しくなってくるし、怖くなってくるんですよね。怖かったんですけど、35分ずっとそのままの状態で。何度もパニックになる瞬間もあったんですけど、僕が終わって村上になって、15分くらいたった時に村上が手でバッテンを作りだして。
村上:(笑)。
野田:「え? 何何何?」ってなって、そのまま自力ではがし始めて。それを使わざるを得なかったんです。15分くらいしか固まってないのを。
村上:もう1回やれと言われても無理だったんですけど。
野田:史上初の全然本人に似てない像ができる可能性もあるっていう(笑)。
村上:そこは何とかやってくれると思うよ。一応、一番内側のシリコンみたいなのは顔になってたので。すごい縦長とかになるかもしれないですけど(笑)。
野田:すごいつらそうな顔になってるとか。
村上:本当に一番キツかったです。今までの仕事で。
野田:あれはキツかったっすねえ。初じゃないですか、あんな目に遭ったの。
村上:シリコンみたいなのがあって、その後に石膏をどんどん乗せていくんですよ。多分、最後の一投で「まだ乗るの?」ってなって、パニックになっちゃいました。
野田:それで15分ではがして、「あ、でも大丈夫です。できそうです」って言ってて、俺の35分何だったんだって。
村上:(笑)。本当はそれくらいやった方がいいのよ。
野田:必要なかったんじゃないかって。もっとうまい方法あった気がしますけどね。
村上:本当に申し訳なかったです。何かみんな引いた顔してたもんな。
野田:引いてた。
村上:うん、引いてたね。皆さんからしたら「すみません」もあるし、「耐えられないかね?」っていうのもあるし(笑)。
――では、最後に改めてこの後の番組収録について一言ずつ意気込みをお願いします。
村上:やっぱすごく懐かしいメンバーなので、むかしやってたライブの話とか、そういう話もいろいろできたらいいなと思いますし、何にせよ仲の良さみたいなものが出たらいいかなと思います。
野田:多分、ちょっとコアな話になっていく可能性もあるなと思っていて、ついていけなくなることもあるかもしれないですけど、結果楽しい感じになってると思うんで、最後までとりあえず見てください!
村上:確かに、全然知らない芸人の名前出てくるかも(笑)。
野田:えずれひろゆきとか、2世代ターボの話とかしだしたら、ねえ?(笑) だから、その辺りの話になってきたときに、(観るの)やめようってならないように頑張りますんで。そこはバランス感覚で。
村上:大丈夫かなあ?(笑)
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