ネコ好き、動物好きの間で話題を集めているドキュメンタリー映画の第2弾「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」(1月8日[金]公開)。自他ともに認める動物好きの俳優・中村倫也がナレーションを務め、ネコたちの愛らしさはもちろん、ときおり「ふふっ」と笑う中村の癒し系ボイスも見どころとなっている。
念願がかなったドキュメンタリーのナレーション
――中村さんは動物好きとして知られていますが、今回のナレーションのオファーが来たときはどうのように思いましたか?
動物のドキュメンタリーは普段から好きで見ていて、もし自分がそこに関われるのであればナレーションかなと思っていました。僕にオファーをいただいたのはたまたまだったと思いますが、それでも念願がかない、うれしかったです。
――ナレーションを録るときに意識されたことはありましたか?
それが特別なことは何もしてないんですよね。というのも、岩合さんの動物たちに対する距離感が普段の自分と近かったんですよね。それはナレーション原稿を読ませていただいても、映像を見ても感じました。
――ということは、あの優しい語り口は素の中村さんに限りなく近い?
どうなんでしょう(笑)。でも、野良ネコを見かけたときなんかは、あんな感じで話しかけていますね。
――劇中、中村さんが「ふふっ」と笑うときがありますが、ふと声がもれてしまったのかなと思うぐらい自然でした。と同時に、それは見ている側も「ふふっ」と思ってしまう瞬間でもありました。
ナレーション原稿でも「(笑)」みたいに書かれているところもありましたが、今回は映像を見ていて自然と出てくるものが多かったように思います。そこに見てくださる方が同調してくださるのだとすれば、それはかわいいものをかわいいと思う、愛おしいものを愛おしいと思う自然発生的なものなんだと思います。
「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」
監督・撮影=岩合光昭/ナレーション=中村倫也
©「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き2」製作委員会
©Mitsuaki Iwago