共演の阿部も「笑いに特化した舞台にやれるのはうれしい」と言い、「古田さんと木野さんの掛け合いがすごく楽しくて。木野さんが動きでテンパっている時に、たまたま稽古場の近くに救急車がきて、古田さんが『迎えにきたよ』って言ってたのが、一番楽しかった。また、木野さんが『力業』というセリフを勝手に『太っ腹』に変えていた」と稽古現場での古田と木野の様子を告白。
木野とは初共演になるが、木野について「『先生』というイメージがあって、完璧にセリフをやるすごくちゃんとした方なんだと思っていたのですが、(木野が)休憩時間終わった時に、『おトイレ』って勝手にトイレに行ったので、どういう人なんだろうって。古田さんがそれに『自由』ってツッコむっていう。楽しい現場です」と笑顔でさらなるエピソードを披露し、キャスト陣の笑いを誘っていた。
そんな中、西野と共に劇団☆新幹線初参加となる浜中。「古田さんと阿部さんと舞台を一緒にやらせてもらえるのはうれしいことです。稽古はずっと笑っていますね」とニッコリ。
また、「周りの人から劇団☆新幹線は動くからきついと聞いていて。今回、僕は年齢的には若い方ですが、全然動いていない。むしろ古田さんと阿部さんの方が動いでいて申し訳ないです」といい、「今回、ツッコむ役なので、そっちで頑張っていきたい」と意気込んだ。
そんな浜中について、古田は「ぶん(浜中)は普通に芝居がうまいです。信頼できるかというか、これから要らないアドバイスをしていこうかなと思います」と絶賛するも、「こんなキレイな顔していて、多分変態だと思います」とコメント。
最後に、古田は「今、本当にくだらないことを一生懸命考えております。本当に皆さん、がっかりすると思うので、コロナ禍ではありますが、こんなにがっかりすることがあるんだというのを高い金を払って見に来てください」とユーモアを交え、アピールしていた。
◆取材・文=TAKAMI
<東京公演>2月26日(金)~4月4日(日) 東京建物 Brillia HALL
<大阪公演>4月14日(水)~5月10日(月) オリックス劇場
※期間中、休演日あり
【HP】http://www.vi-shinkansen.co.jp/yellow/