中村倫也、窪塚洋介の“弟役”オファーに「断ろうかなと思ったくらい恐れ多い」

2021/01/13 05:15 配信

映画

映画「ファーストラヴ」完成報告イベントに登場した堤幸彦監督、芳根京子、北川景子、中村倫也、窪塚洋介(写真左から)※ザテレビジョン撮影

俳優の中村倫也が、1月12日に都内で行われた映画「ファーストラヴ」(2月11日[木]公開)の完成報告イベントに登場。同い年の北川景子の印象や、憧れの窪塚洋介との共演についての思いを語った。

同映画は、アナウンサー志望の女子大学生・聖山環菜(芳根京子)が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まる、直木賞作家・島本理生の同名小説を原作としたサスペンスミステリー。ヒットメーカー・堤幸彦監督がメガホンを取り、脚本を浅野妙子が手掛ける。

北川演じる公認心理師・真壁由紀の義理の弟であり、窪塚扮(ふん)する真壁我聞の弟である弁護士・庵野迦葉役の中村。

映画「ファーストラヴ」完成報告イベントより※ザテレビジョン撮影

今作が初共演となる北川について、中村は「もっとツンケンしているのかなと思っていたんですよ。でもフランクというかオープンなマインドを持ってる方で、真面目ですしストイックですし。自分の仕事とか求められることに対する意識が高い方だからこそ、こうなっているんですけど。そこがとてもすてきで僕と真逆です。僕すぐさぼっちゃうんで…芳根(京子)さんもそうなんですけど。爪のあかを煎じて飲みたいです、なのであとで爪ください(笑)」とおちゃめに語り、北川から「こんなことばっかり言ってるんですよ」と苦笑いされていた。

また、自分にとって“カリスマ”である窪塚との共演については「最初にオファーを頂いたとき、お兄さんの役が窪塚さんと聞いて、断ろうかなと思ったくらい恐れ多いというか…」と言うと、窪塚は「やっぱり(自分は)嫌われているんじゃないですか?(笑)」とすかさずツッコミを入れ、中村は大笑い。

続けて中村は「お芝居もそんなに多かったわけじゃないんですけど、させてもらって、今日も取材を一緒にやらせていただいて、今も隣にいさせてもらうんですけど、自分の1ファンというふわふわした感じを出さないように、重力を人より倍にしている感じです。

あんまり(窪塚のいる)左見られないでしょ? 緊張しちゃうんですよ。とても光栄でした。もっとガッツリ一緒にやりたかったなっていう思いと、ガッツリ一緒にやるとヘラヘラしちゃうなという思い…“だす”」と後ろに下がり気味になりながら、窪塚への思いを吐露した。