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映画「大洗にも星はふるなり」に出演の白石隼也が“共演者の衝撃トーク”&“佐藤二朗のアドリブ”で一回り大きくなった!(2)

2009/10/30 13:34

「“男子ってこんなこと考えているんだ”って参考に!」と笑顔でPRする白石隼也
「“男子ってこんなこと考えているんだ”って参考に!」と笑顔でPRする白石隼也

――佐藤さん演じるマスターをはじめ、個性的な面々による“男子ならではの勘違い”が大きなテーマになっている作品ですが、似たような経験があるとか?

学校とかでよく目が合う女の子がいたりすると、男子って“自分に興味があるのかな?”って思いがちですよね。僕もそういう風に思っていましたけど、実際の女子は“好きな男子ほどちゃんと見られない”っていうことを最近になって気付きまして(笑)。すごい過ちを犯していたんだなと反省しました。それから、メールとかにハートの絵文字があったりするだけでも“好きなのかな?”って勘違いしてましたけど、そんなこともないんだってようやく気付きました(笑)。

――なるほど。演じた林は“勘違い”や“妄想”のほかに、激しい“天然ボケ”を見せるキャラでもありますが、ご自身には似ていない役ですよね?

残念ながら素の僕も、天然で勘違いで空気を読めないという林にとても近いみたいなんです…。だからあんまり役を作らなくてよかったというのはありましたけどね。僕自身はそう思っていないんですけど、監督や共演者の方々から「林にピッタリだ」と言われて(笑)。僕に近づけてああいうキャラクターになったわけではなく、たまたま僕とピッタリだったんです。演技経験が少ないので役作りの仕方も分からない状態だったんですけど、監督からは「そのままの白石で大丈夫だよ」って言われていましたし(笑)。でも、江里子争奪戦については、客観的に見ても林が一番イケるんじゃないかなと思いますよ。ほかのみんなは変ですからね(笑)。林が一番まともじゃないですか?

――「役にピッタリ」とおっしゃられた監督からはほかにどんなアドバイスを受けましたか?

実はクランクイン前にマンツーマンで演技指導をしていただいたんです。一からお芝居を教えてもらったので、監督に対しては感謝の気持ちでいっぱいですね。林が妄想を始める直前に、松山(山本)と江里子の会話を一人二役で演じたシーンが一番印象に残っています。あの場面はセリフもすごく長かったし、どうやったら面白く見えるのかっていうことを監督といろいろ話し合いながら撮影に臨みました。皆さんの足を引っ張ることだけはしたくなかったので、セリフだけはバッチリ頭に入れて現場に臨んだんですよ。だから、NGもそんなに多くなかったと思います。

――白石さんの“天然な個性”(?)が全開のこの作品が間もなく公開になります。ファンの方にメッセージをお願いします。

男性の方には共感して心から笑っていただき、女性の方には“男子ってこんなこと考えているんだ”って参考にしていただきたいですね。そういう意味で男女問わず誰でも楽しめる作品になっていると思うので、ぜひ映画館に足を運んでください。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

映画「大洗にも星はふるなり」
11月7日(土)よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋、テアトル新宿ほか全国ロードショー

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