井上芳雄主演の配信ミュージカル「箱の中のオルゲル」笑って泣けるオリジナル作品にファンも歓喜
1月17日、ミュージカル界のプリンス・井上芳雄が主演する生配信ミュージカル「箱の中のオルゲル」が上演された。共演に元宝塚歌劇団雪組トップ娘役の咲妃みゆを迎え繰り広げた愛のストーリー。配信ならではの趣向が凝らされた作品は、ファンから多くの反響を呼んだ。
同ミュージカルは、井上がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「井上芳雄 by MYSELF」(毎週日曜夜10:00)から生まれたオリジナル作品。番組にもレギュラー出演するピアニストの大貫祐一郎が作品内のミュージカルナンバーの作曲を手掛け、生演奏も担当。作・演出・作詞は、俳優でもある安倍康律が手掛けた。
物語は、暗闇の中に独り閉じ込められた井上の姿から始まる。
箱の中に閉じ込められているオルゲル(井上)。彼は箱が誰かに開かれる時を待っている。
箱が開かれたら、オルゲルは歌声を響かせ、人々に素敵な音楽を届ける。
その音楽は、いつでも人々のそばにあり、人々の心に寄り添う。
例えば、アリーセという一人の女性(咲妃)。
アリーセにはファーベルという恋人がいて、ある期間、アリーセと時を共にしたオルゲルは彼女の喜びと悲しみを知ることになる。
序盤、独演の井上芳雄は、生配信という設定を生かして躍動する。アドリブ全開で、自分にツッコミを入れたり、複数のカメラを「箱の壁」に見立てて遊んでみたり。TBSテレビのスタッフが担当し、井上と“セッション”したカメラワークは、配信ならではの取り組みだった。
生視聴していたファンはSNSに「最前席のカメラ目線がうれしい」といったコメントを多数発信していた。
咲妃みゆは、ミュージカル「シャボン玉とんだ 宇宙（ソラ）までとんだ」(2020年)で井上と共演。その経験も生かし、今作では、感情豊かにアリーセを演じた。オルゲルとの出会いから幸せな時間の表情・声はどこまでも幸福そうに、悲劇のシーンは声を震わせて演じてみせ、観る者の心を打った。
音楽はすべて、これが初めてのミュージカル音楽作曲となった大貫祐一郎によるもの。番組「井上芳雄 by MYSELF」から生まれた、井上芳雄作詞・大貫祐一郎作曲の「とおくから」も詞を変えて盛り込まれており、番組ファンにはうれしい場面だった。
公演直後の井上は「なんて経験なんだ」と言いながらも、満足そうな表情を見せた。
上演後には、出演者と作・演出者によるアフタートークも配信され、興奮のままにそれぞれがこの新たなチャレンジに対する感想を述べていった。井上、咲妃は上演中の事件をいろいろと白状し、大貫からは、曲作りにおける秘話が明かされた。
また、17日夜、公演から1時間少し後に生放送された「井上芳雄 by MYSELF」には、(ラジオなので見えないが)公演衣装のまま、井上、咲妃、大貫が出演。3人はまだまだ熱情を抱えたまま、アフタートークでは語り切れなかった思いをたっぷりと口にした。番組で井上は、このミュージカルのテーマソング「あなたを照らす音楽」も歌って聴かせた。
井上芳雄 by MYSELF Presents オリジナル配信ミュージカル「箱の中のオルゲル」は、アーカイブ配信を行っている。視聴チケットはイープラスで販売、1月31日(日)まで視聴可能だ(販売は同日夜10:00まで)。また、1月17日放送の「井上芳雄 by MYSELF」も、radikoで聴取可能だ。
生配信やアーカイブで作品を視聴したファンからは「箱の中の芳雄さん、可愛い！」「コメディかと思ったら泣ける」「芳雄さんとゆうみちゃん(咲妃のこと)のデュエットは相性がいいですね」「こんな話の中に耳毛の話題を入れるなんて！」とさまざまな喜びの声が上がっている。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
出演：井上芳雄／咲妃みゆ
作曲・ピアノ：大貫祐一郎
作・演出・作詞：安倍康律
アーカイブ配信視聴チケット：4,500円(税込) e+(イープラス)にて販売
受付URL：https://eplus.jp/inoueyoshio-bymyself/
配信場所：Streaming+
販売・視聴期間
【一次販売】
販売：～2021年1月24日(日)22:00
視聴：2021年1月17日(日)19:00～1月24日(日)23:59
【二次販売】
販売：2021年1月25日(月)0:00～1月31日(日)22:00
視聴：2021年1月25日(月)0:00～1月31日(日)23:59
※一次販売のチケットでは二次期間の視聴はできません
TBSラジオ「井上芳雄 by MYSELF」(毎週日曜夜10:00ｰ10:30)
https://www.tbsradio.jp/yoshio/
