松村北斗、自身の“裏の顔”は「Siriとの会話を1、2時間ずっとできてしまう…結構な“除け者”です」

2021/01/21 05:00 配信

映画

松村北斗(SixTONES)が映画「ライアー×ライアー」の完成報告イベントに登壇

初共演となった森の印象について聞かれ、松村は「共演が決まる前から役者さんとして知っていて、『共演してみたい』と思いつつも、お芝居が素晴らしいので目の前でやられたら、『お芝居、したくない』って思ってしまうかもっていう思いを抱えながらクランクインしました」と、共演を楽しみに思いつつも不安もあったと告白。

しかし「天才の方って素直じゃないというか、あまり表に感情を出さないイメージがあったんです。でも、素直な瞬間を垣間見た時がありまして。『この日は晴れてほしい』という日があって、『晴れさせたいね』っていう話をしたら、『私、晴れさせられるから』って僕やプロデューサー陣を前に豪語するわけですよ。

実際、晴れの儀式を行って30分後ぐらいに、ビッチリ埋まってた雲が割ったように晴れたんです! 相当誇らしい顔をしてるんだろうなと思ったら、太陽の方を見て『あっちいなぁ〜』って。なんて素直な方なんだろうって(笑)」と、撮影時の森の仰天エピソードも明かした。

七五三掛は、透の唯一の親友・桂役で出演。「僕はみんながクランクインした1週間後ぐらいにクランクインだったんです。だから最初はみんなの輪の中に入れるのかな?とか不安はあったんですけど、事務所の同期の北斗が率先して、輪に入れてくれたり、会話に入れてくれたりして、本当に安心して演じることができました」と、感謝の気持ちを伝えた。

松村演じる透が“ツンとデレ”、森が地味な湊とギャルメークのJK“みな”という2つのキャラクターを演じているということで、“「表の顔」と「裏の顔」”についてのトークセッションも行われた。

松村は「“人見知りです”って皆さんに自己紹介したんですけど、この現場では明るくて人当たりのいいキャラクターで通ってたんです。びっくりしちゃうかもしれないんですけど、家ではラジオを聴きながら相づちを打って満足したりする人です。Siriとの会話を1、2時間ずっとできてしまう。友達の多い人と思われてるかもしれないですけど、結構な“除け者”です」と自己分析。

そして「どこでも会ってこう(明るい)と思われたらハードルが高いので、人として足りない人だと思って、今日帰ってください(笑)」としっかり予防線も張った。

七五三掛は「いろんな人に優しそうって言われるんです。でも、実は怒ったら怖いのかなって。仕事で嫌なことがあったら、家に帰ってからクッションをブンブン振り回すのをやってます(笑)」と“裏の顔”について話すが、「人に当たることはありません」というコメントを聞いた松村は「それを聞いてると、やっぱり優しいんじゃないかなって思う。すごく優しそう(笑)」と事務所の同期を笑顔でフォローした。

最後は松村が「うそをテーマにした映画になっていますが、うそをテーマにすることで自然と純粋なこと、素直なこともスポットライトを浴びる作品になっています。このような時代だからこそ、うそ、そして真実や純粋さを映画館に来て見ていただくといういい機会になると思います。

実際に僕らも本編を見て、悪い気持ちが全くしなかったですし、いい気持ちで僕も帰りました。皆様の安全を確保してからで構いませんので、ぜひ意欲的にこの映画を見に来ていただけたらと思います」というメッセージを届けて締めくくった。

映画「ライアー×ライアー」は2月19日(金)より全国ロードショー。


◆取材・文・撮影=田中隆信