<テレメンタリー>2020年10月クール優秀賞「介護崩壊 ~救えなかったクラスター~」をアンコール放送

2021/01/22 08:30 配信

芸能一般

「介護崩壊 ~救えなかったクラスター~」をアンコール放送(C)テレビ朝日

1月23日(土)の「テレメンタリー2021」(毎週土曜深夜4:30-5:00[日曜朝4:30-5:00]、テレビ朝日、※系列各局で放送)は、テレメンタリー2020年10月クール優秀賞作品の「介護崩壊 ~救えなかったクラスター~」(11月17日放送)をアンコール放送する。制作は北海道テレビ放送、担当プロデューサー・阿久津友紀氏、担当ディレクター・北村玲奈氏。ナレーターは内田有紀が務める。

同番組は、テレビ朝日系列24局が週替わりで制作を担当し、独自の視点で現代社会を切り取ってきたドキュメンタリー。

HTB(北海道テレビ放送)に一通のメールが寄せられた。2020年4月下旬、新型コロナウイルスの感染者の第2波が押し寄せていた時期だった。

メールは入所者と職員92人が感染し、国内でも最大級のクラスター(集団感染)となった札幌の介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」で働く介護職員の親族からであり、「内部はもう崩壊している」という訴えだった。それは、クラスターと認定された2020年4月28日より前の出来事だった。

クラスター(集団感染)となった後、その施設内はより過酷度を増していた。保健所の判断は“施設内でみる”だった。

札幌市の見解と施設の報告書、さらにHTB(北海道テレビ放送)の独自取材をもとに、12週間に起きたことを検証、新型コロナで再び“施設崩壊”を起こさないために教訓を探る。

また「介護崩壊~救えなかったクラスター~」は、ギャラクシー賞テレビ部門2020年11月度月間賞を受賞した。

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