――「HIGHWAY」は海沼さん、奥田さん、松井さんが詞を手掛けましたが、詞を書く際に「こういう詞にしよう」「こんな世界観にしよう」と共有していたイメージはありますか?
松井:僕たち3人は全く違うラップスタイル、違う個性、それぞれの世界観を持っているけれど、そんな3人が一緒の道を進んでいくイメージを共有しました。進んでいくスピード感はみんな同じだよっていう僕たちの思いを込めて、タイトルを「HIGHWAY」にしました。
奥田:自分たちがラップをする理由は、自分が伝えたいことや自分が思っていることを言葉にして届けたいから。BBZの音楽スタイルをもっともっと広げていくためにも、ラッパーの3人がリリックを手掛けるのはすごく大事なことだと思ったし、今後もこういう機会を増やしていきたいと思いました。
松井:自分の伝えたい思いや心の中で思っていることをリリックにして、皆さんに伝えることができることがうれしかったです。あと、リリックの中に力也が英語、海星がポルトガル語、僕は中国語を入れたりして、言語がミックスされているのもポイントです。
海沼:ポルトガル語は普段なかなか使う機会がないので、全力で取り組みたいなって思いました。(母親がブラジル人の)自分の体に流れている血、アイデンティティーを表現できたかなって。
松井:BALLISTIK BOYZが目指している世界に一歩ずつでも近付いていけたらという思いが、この曲でも形になったと思ってます。
奥田:僕たちが楽しみながら作ったこの曲をたくさんの方に聴いていただきたいです。
日高:この曲は既にライブで披露してるんですけど、パフォーマンスしている3人をステージ裏で見ながら盛り上がってました。
――Jr.EXILE(GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ)で発表した「WAY TO THE GLORY」がBALLISTIK BOYZバージョンで収録されましたが、自分たちだけで歌うというところで意識したことはありましたか?
深堀:今回は自分たちだけで歌うからこそ、4グループが集結したJr.EXILEバージョンをあえて意識しないようにしました。
加納:自分たちなりの解釈や表現をすることで、自然とBBZカラーが出てくると思ったので、僕もあえてフラットな気持ちでこの曲を受け止めて歌いました。
日高:Jr.EXILEバージョンとBBZバージョンを聞き比べてみると、同じ楽曲でも印象が変わると思います。
砂田将宏:ラップは入っていないけれど、僕たちらしい「WAY TO THE GLORY」になったと思います。
――<BALLISTIK BOYZ「Animal」インタビュー Part3>に続く。
※日高竜太の“高”はハシゴダカ
取材・文=松浦靖恵
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