舞台「羽世保スウィングボーイズ」の上演が決定 博多華丸がタップダンスと和太鼓に励む溶接技師に
「羽世保スウィングボーイズ」あらすじ
とある九州の港湾都市・羽世保。五代剛(博多華丸)は、羽世保造船に勤める腕利きの溶接技師。羽世保造船は業績低迷からリストラを検討中で、そんな社内の暗い雰囲気を吹き飛ばすように、剛ら社員はそれぞれタップダンス部や和太鼓部として市民フェスティバルでの入賞を目指し、練習に精を出す毎日を過ごしていた。
だが、剛の持ち前の熱心さが時に裏目に出てしまう。大学生の娘・五代栞の婚約者である南隼人とは仲違いを起こしてしまい、息子の五代匡は大会直前に野球部を退部したことをきっかけに剛へ心を閉ざしてしまう。
一方その頃、羽世保造船では市の協力を取り付けた吸収合併の動きが始まっていた。もし、吸収合併が実現すれば羽世保造船は解体、社員は散り散りになってしまう。社員たちは肩を落とす。
そんなある夜、剛はジャズバーで出会った老人と言い争いに。子供のような言い争いをきっかけに、剛は羽世保造船を救うアイデアを閃いた。雲をつかむような剛の提案にわずかな望みを懸け、造船所の仲間たちと共にタップダンスと和太鼓にさらに熱を注いでいく。