「泣くな!人間国宝」長瀬智也“寿一”が父の失恋に喝! 戸田恵梨香“さくら”の素性が明らかになった<俺の家の話>
長瀬智也主演の金曜ドラマ「俺の家の話」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第2話が1月29日に放送された。寿一(長瀬)の父で能楽の人間国宝・寿三郎(西田敏行)が、溺愛していた介護ヘルパー・さくら(戸田恵梨香)から振られた。老いてなお失恋を経験した父へ、寿一がかけた言葉が温かった。(以下、ネタバレが含まれます)
さくら「老人を慰めて対価をいただく者」と認める
介護や認知症、相続問題等、ヘビーになりがちな話題を小気味よいテンポで描く「俺の家の話」は、宮藤官九郎脚本の最新作。
長瀬演じるピークを過ぎたプロレスラー・観山寿一が、父・寿三郎(西田敏行)の介護のために現役を引退し、弟の踊介(永山絢斗)と妹の舞(江口のりこ)、芸養子の寿限無(桐谷健太)らと観山家の将来について考えていくホームドラマ。
第2話では、寿三郎が突然、婚約した謎の女性介護ヘルパー・さくら(戸田恵梨香) の過去が明らかになった。弁護士の踊介がさくらの過去を調べると、高齢者の遺産をだまし取っていたような事例が次々と出てきたのである。
家族が集まる場で踊介に詰め寄られると「私は寂しい老人を慰めて、それに見合った対価をいただくだけの者です」とあっさり認めたさくら。過去の事例であるAさん、Bさん、Cさん同様、寿三郎は「Dさん」でしかなく、恋愛感情はなかったことを告げた。長瀬智也が演じる寿一という男の優しさと、介護のリアルがよく描かれていたのがこの次の場面だ。