2月26日放送の「関ジャム」(テレビ朝日系)は、舞台SHOCKで主演・脚本・演出を務める堂本光一の苦労とこだわりを紹介。舞台演出への細かい指示出しや、フライング技術、ストーリー編成などを振り返った。
ジャニー社長が演出していたころの舞台について堂本は、「(ジャニー社長は)言葉が分からなくても、『すごいね!』と思ってもらえるものを作る」と尊敬する思いを語る。
しかし「役者側でやっていると、この舞台から何を伝えたいんだろうとか、発信したいんだろうというものが年齢を重ねていくとどうしても欲しくなる」という本音を漏らした。
2005年、「ストーリーからなにから変更してやってもいいかな?」とジャニー社長に希望を伝えると「YOUの好きな様にやりなさい」と背中を押してもらった堂本。
舞台のクライマックスで使用される「夜の海」という楽曲にまつわるジャニー社長との衝突を語った堂本。
ジャニー社長に「クライマックスくらいでこの曲やるの?最後にこんな暗い曲やるなんて信じられないよ」と言われ「絶対いいシーンになるからやらせて!」と食い下がる。
演出に対する価値観の違いから「勝手にすればいいじゃない!」と言いジャニー社長が帰ってしまったエピソードを話すと、スタジオからは驚きの声が上がった。
「基本的にジャニー社長にNOと言われるものは作ってはいけない」と思っていた堂本だが「このときは、ぶつかっておかないといつまで経ってもジャニーさんを越えられないな」という危機感から生まれた衝突であった。
次回放送の「関ジャム」は3月5日(日)。ヒャダインをはじめ音楽業界のプロデューサーや、プロが注目する10代のアーティストが登場。
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