――ビジュアル撮影に向けて、準備したことがあれば教えてください。
長江:何かあります?(笑)
中山:長江くん、めっちゃあるよね? 俺、別人だと思ったよ。
長江:ワハハ!僕は減量ですね、1ヶ月で7キロ痩せました!
中山:すごくないそれ!!!
長江:1週間で5キロ、その後2キロを、ちゃんと、安全に落としました。
ずっと玄米を食べて、それ以外は食べずに、ひたすら玄米を炊いては食べ、玄米を炊いては食べ、他の作品の中でも食べ…。
中山:現場にも持ってきたよね。自分で作って持ってきてて、可愛い!と思いました(笑)。タッパーとかにおにぎりとか。
長江:玄米の上に玄米です(笑)。ビジュアルを撮影するにあたって、女性らしさっていうのが大事になってくるというか、女性の(体の)ラインは作れないけど、線の細い男の子が女性の格好をしているっているのを表現していくにあたって、体重を落としたりスラっとしないといけないなと思って。…ほんとにストイックだったなと思いますね。
中山:スゴいよ、本当に。僕はバレエを(今後の舞台にも)取り入れていきたいし、学びたいとは思っています。バレエに対して必要な筋肉とか、ここはなきゃいけないというのはしっかり鍛えなきゃいけないかなと。軽く筋トレは始めました。
長江:おぉ!
中山:前から筋トレはしていたんですけど、自粛期間になってジムに行けなくなったので、自主ではあるんですけど、自宅で一人でもできるような筋トレは始めました。
長江:リフトとかが見られたら嬉しいよね!
中山:リフトのやり方がわからないけど(笑)。単純に、ただ力があればできるということではなくて。多分、力がなくてもできると思うんですけど、軸とか支えとかが重要になってくるから、体幹や筋トレといったバレエで使う部分の力は、今もそうですし、これからも本番までに鍛えたいなと。
長江:もっと痩せなきゃなー!(笑)。ほかのメンバーのビジュアルもすごく印象的でした。峻也(大平=矢地桐久役)くんは肌が綺麗! 舞台衣装は背中がパックリ開いてるんですけど、線が細くて、すごい綺麗だなって。
中山:僕は、撮影の時に一緒だったのが友常さんなんだけど「うわっ!加賀見だ!」と思いましたね。熱さを秘めている感じ、まだ何もしていないのに感じとれる感じだったり。あとは、髪をおろしてる時と、ステージ衣裳とのギャップとか。演じる時とパフォーマンスする時で、加賀見さんの中でスイッチがあるんだろうなっているのを、ビジュアル見てるだけでも感じたので、そこに声とか友常さんの熱量が入ったとき、より“加賀見さん感”が増すんだろうなと。
長江:輝夜(矢部昌暉)もすごいなって思いました。天才子役としてやってきたけど、この中だと最年少じゃないですか。その、最年少ならではの生意気さみたいなものがキャラクターとして出ていて。それに、オペラ歌手の櫻井ノエさん(大隅勇太)は「絶対うまいな!」みたいな感じが出てるじゃないですか。海外気質みたいな空気感とか、素敵な言葉をすごく囁いてくれそうな空気感とか、ここまで表現できるんだ!と思って。みんなクオリティ高くて、舞台が楽しみになりました。
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