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アガサ・クリスティ×三谷幸喜「死との約束」神秘的なメインビジュアル完成!出演者3人のコメントも到着

2021/02/05 08:00

コメントを寄せた長野里美、坪倉由幸(我が家)、阿南健治(写真左から)
コメントを寄せた長野里美、坪倉由幸(我が家)、阿南健治(写真左から) (C)フジテレビ

坪倉由幸(我が家)


――今回の出演のお話が来た時の感想は?

本当に率直に、びっくりしました。他のキャストの皆さんのお名前もうかがって、こんな豪華な方々の中に僕でいいのかな?というのが正直な感想です。

映画「記憶にございません!」で、ジャルジャルの後藤淳平君が出ていたり、芸人さんがたまに三谷作品に出られているとは思っていましたが、僕にオファーがくるとは思っていなかったので、驚きました。三谷さんの期待に応えられるのかどうか、すごく不安もありました。

――今回の役を演じるにあたって気を付けたことなどはありますか?

芸人・坪倉として今まで経験のない、“色気”みたいなものをちょっと出せたらいいなと思いました。今回の役は、ユニークな部分もあるし、それでいて情けないところもあるし。素ではなくてお芝居でちゃんとユニークさを出せるか、意識しました。

――今回の役を実際に演じてみての感想は?

僕、他の作品でもそうなのですが、モニターチェックって恥ずかしくてできないんですよ(笑)。お笑いの場合は、お客さんが笑えばいいっていう基本的なルールですから、モニターチェックをすることがないので。

ですから自分の中では、監督がOKだったらそれでいいと思っています。最終的に全部仕上がってみないと分からないんですけれど。最初はちょっとミステリアスな感じもあるのですが、最終的に面倒くさいやつだけれど憎めない、人間らしい情けないところが見えていればいいなと思います。

萬斎さんとは、がっつりお芝居させていただくシーンもあったのですが、すごく優しい目なんですけれど目力があるというか。笑いながらも(役柄なんでしょうけれど)目は笑っていないお芝居というか。やっぱりすごいなと思いました。

淡々と聞きながらも、目は“お前のことは分かっているぞ”的な。目のお芝居まで、役作りが違うと思いました。

――最後にメッセージをお願いします。

今までやったことのない役柄なので、ぜひ違った僕を見ていただきたいなというのと、景色や豪華なセット、そして昭和の時代の昔ながらの良さもありますので、楽しんで見ていただけたらと思います。

長野里美コメント


――今回の出演のお話が来た時の感想は?

シリーズ第1作の「オリエント急行殺人事件」の時にちょうど三谷さんと舞台をやっていて、“オファーしようと思ったけれど、この舞台があるからできないですね”と断念されたので、“今回はようやくできる!”とうれしさ満開でした。

――今回の役を演じてみての感想は?

三谷さんからは、“長野さんはアガサ・クリスティの世界にすごく合う。とぼけた品の良さというか。だから夢がかなってうれしい”とのお言葉を頂いたので、それを信じて楽しく演じさせていただきました。

今回はミステリーだけではなく、家族の愛憎劇とかも入り組んでいるお話ですが、飛鳥ハナという役は、そういったところに一人だけふわふわしている人。穂波先生に憧れていて同調するんですが、最後に勝呂さんにも同調していて(笑)。

“そういう性格なんです”ってセリフにもあるのですが、それがいやらしく見えない人。その人が好きだから、その人が言っていることと同じことを言ってみたくなるとか、そういう人なんだと思うんです。

ロケで初めて勝呂さんと穂波さんが出会うシーンに私もいたのですが、“ああ、なんかこの二人、好きだな”って素直に思ったんです。そういう気持ちのままに動いている人で、そして一生懸命な故に変な方向に行っちゃう、というところがあるのでそこを意識して演じました。

――三谷さんの脚本の魅力は?

セリフが面白いんですよね。それに登場人物がどこかおかしくても、それが、そういう人はいるんだろうなっていう真実みというか信憑性があるというか、だから作り物的なうそくささがないんです。

実際に演じていても、納得できる範囲内のぶれ方というか転がり方というか。そこに笑いが出るんだろうなって思うんです。“ああ、私ならここでこんなふうに言わないけれど、こう言ったら確かに面白いな”っていうのがいくつもいくつもありますね。

――最後にメッセージをお願いします。

とてもシリアスの中にも、ところどころ笑えたり面白い作品になっていると思います。どうぞ楽しみに。

阿南健治コメント


――今回の出演のお話が来た時の感想は?

過去に2回やっているこのシリーズに出られることになり、“ありがとう!”って感謝しかなかったですね。「オリエント急行殺人事件」を見た時に、“面白い!さすが三谷ワールドだ”って思っていたので。もうとにかくうれしかったですね。

――台本を読まれての感想は?

アガサ・クリスティの原作を、時代を昭和30年に置き換えて、場所も熊野古道に変えて、いろいろな形で日本風にどう変えたのかな?っていうのは読む前からすごく気になっていました。

実際の脚本は、細かい笑いなどがいろいろなところにちりばめられていて、“まさに三谷さんの世界だな”という感じで、一気に楽しく読みました。

――今回の役どころについて。

その三谷さんからは、“加藤武さん風にお願いしますね”(金田一耕助シリーズの警察幹部)とメールを頂いて。刑事役は何回もやっているんですけれど、警察署長で現場に出ているので“今までの刑事とは違うぞ”と思いつつ、“加藤さん風”を意識して…なかなか難しいなと思いながらも楽しんで演じました。

――共演者の方の印象は?

萬斎さん演じる勝呂というキャラクターは、あっぱれですよね。膨大な謎解きとかセリフをよくぞ、すごいなというか。自分に置き換えると大変なことだと。自分はとんちんかんなことを言ってミスリードもしてしまう役回りなのですが(笑)、勝呂とのコンビはとても楽しめました。

他のキャストの皆さんも、豪華なメンバーばかりで。そして、いい人なのか、悪い人なのか?一瞬みんなが戸惑ってしまうような人たちですので、一癖も二癖もある人たちに、対応しながら楽しんで演じられたかなと思います。

――最後にメッセージをお願いします。

アガサ・クリスティの世界を、三谷さんが、細かいところまで面白く作り上げていて。豪華なキャストの面々が繰り広げるその愉快な(と言っては失礼かもしれませんが)サスペンスをどうぞお楽しみください。

下に続きます
スペシャルドラマ「死との約束」
3月6日(土)夜9:00~
フジテレビ系で放送

<出演者>
野村萬斎/松坂慶子、山本耕史、シルビア・グラブ、市原隼人、堀田真由、原菜乃華/比嘉愛未、坪倉由幸(我が家)/長野里美、阿南健治/鈴木京香ほか

<原作>
アガサ・クリスティ『死との約束』

<脚本>
三谷幸喜

<スタッフ>
プロデューサー:渡辺恒也、髙丸雅隆(共同テレビ)
演出:城宝秀則(共同テレビ)

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  • コメントを寄せた長野里美、坪倉由幸(我が家)、阿南健治(写真左から)
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  • シルビア・グラブ、坪倉由幸(写真左から)
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