<ミライスカート+>東京での新ワンマンライブ!80分間 フルコーラスで歌いまくる
とにかくフルコーラスで
対バンイベントでの持ち時間は、どんなに長くても30分未満といったところだろう。こうした催しでは、他の出演者目当ての人たちをいかに引きつけるか、いかに新規ファンとして取り込んでいくかが大切になる。結果、おはこや人気曲や盛り上げ系の割合が増し、華やかな味付けにするために、フルコーラスばかりではなく、たとえば1コーラス半など、短めのアレンジにした曲を次々と歌うこともある。
だがこのワンマンは、そうした制約から解き放たれていた。なにしろ出演者は児島真理奈だけであり、観客も児島真理奈だけを目当てに来ている。しかも今回は“たっぷり曲をお届けする”というコンセプトだったので、とにかくフルコーラスで歌いまくった。
歌は1番から3番まで表現されてこそ、歌だ。体を動かしたくなるタイプの曲はもちろん、じっくり聴かせるもの、(心の中で)口ずさみたくなるものもたっぷり楽しませた。声の伸びにも磨きがかかっていた。
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