脚本賞は「共演NG」 大根仁氏は劇中ドラマに『自分だったら絶対やだ』【受賞インタビュー前編】

2021/02/19 18:01 配信

ドラマ

中井貴一と鈴木京香が「共演NG」

中井貴一と鈴木京香が「共演NG」

2020年10~12月放送の連続ドラマを対象にした「第106回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」で脚本賞を受賞したのは、「共演NG」(テレビ東京系ほか)で脚本・監督を兼ねた大根仁氏と、樋口卓治氏。秋元康氏の企画・原作で、中井貴一演じる人気俳優・遠山英二と、鈴木京香演じる英二の元恋人で女優・大園瞳という25年間“共演NG”だった二人が新ドラマでW主演を務める…という物語。業界の裏側を描いた攻めた内容と遊び心のある脚本で、大人が楽しめるラブコメディーを展開した。そんな同作を手掛けた大根仁氏に、“親も同然”という秋元氏との関係、本作を手掛けたきっかけや脚本執筆の裏側を聞いた。

企画・原作の「秋元(康)さんはいわば親も同然」

――2017年に「ハロー張りネズミ」(TBS系)で監督賞を受賞された大根さんですが、今回は脚本賞を受賞されました。

演出は自分の本分だと思うので、評価していただくことは大変ありがたいんですが…脚本賞となると、自分は脚本家だという意識が全くないので。ちょっと申し訳ないやら照れくさいやら、いいのかなという感じですかね。

――「共演NG」の企画・原作は秋元康さんですが、元々お知り合いだったのでしょうか。

30年前の話ですが、僕は学生時代に師匠である堤幸彦監督に拾われる形で映像業界に入りました。そのとき堤監督と僕が在籍していたのが、秋元さんの作ったソールドアウトという制作会社だったんです。この業界で最初に出会った業界人で、秋元さんはいわば親も同然というか(笑)。

――秋元さんのメジャー感と、大根さんのサブカルチャー感と言いますか、お二人の方向性は真逆のような気もするのですが…。

そう見えるかもしれませんが、根っこでは通じる部分があるんですよ。20代の頃はバラエティー番組などで秋元さんと仕事させてもらったんですけど、その後、長い反抗期に入りまして(笑)。たまに会ったりはするけど、仕事上の付き合いは無くなっていました。今回は、その反抗期を終えた息子が親に呼ばれて、実家の仕事を手伝ったというような(笑)。

知り合った頃の僕は世間知らずで生意気な、何の実績もないのに口ばかりが達者な子供だったんですよ。その後、秋元さんは僕の作品を見てくれて、「こいつもキャリアを重ねて、それなりのもの作るようになったんだな」と今回、声をかけてくれたんじゃないですかね。

■「共演NG」再放送情報
#1~5:2021年3月1日(月)~5日(金)深夜0:30-1:28
#6:2021年3月6日(土)深夜0:30-1:30
特別版:2021年3月7日(日)深夜0:35-1:30
BSテレ東にて放送


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