<世界一受けたい授業>オフィスで働く松丸亮吾に密着「目標点は“謎解きを文化にする”ということ」
2月20日(土)放送の「世界一受けたい授業」(毎週土曜夜7:56-8:54、日本テレビ系)は、「医師が今注目する最新医療検査」と「謎解きクリエイターのお仕事」の2つのテーマで展開。生徒(パネラー)には、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、堺小春、佐藤栞里、SHELLY、杉村太蔵が出演する。
1時限目は、裴英洙先生による「より短時間でお手軽に!医師が今注目する医療検査トップ4」。2時限目の授業には、謎解きクリエイター・松丸亮吾が登場し、「謎解きクリエイターの仕事とは?」「謎解き問題はどのような現場で生み出されている?」という疑問を、自身が代表取締役を務めるRIDDLER株式会社のオフィスでの密着VTRで解き明かす。
松丸亮吾コメント
――まず、松丸さんが、謎解きクリエイターとして問題を作るときにこだわっている点は何ですか?
謎解き自体は昔から存在していたのですが、解けない問題、難しい問題が主流でした。結構ひねって、答えがわざわざ出ないように、ヒントも少なくして…というものが多かったんです。それだと子供たちが楽しめないし、解いた時のスッキリ感が減っちゃうので、もっと解きやすくという気持ちで問題を作っています。
かといって、簡単過ぎてひらめきがないのはもちろん良くないので、前提としてひらめきもあって、スッキリもして、解いた後で「ヒントがいっぱいあったな」と思えるようなものにしています。
――密着VTRでは、社員から提案のあった謎解きの問題をチェックするシーンが出てきますね。チェックをするときにこだわっていることはありますか?
謎解きの問題を楽しんでもらえるのは1回きりなんですよね。1回問題を出しちゃった人にはその問題をもう同じように遊んでもらえないので、初球から一番いい球を投げなきゃいけない。だから、その一投一投にものすごく力を入れています。
結構、(社員に)容赦なくズバズバ言ってるシーンが出てくるんですが、それはその人を別に否定したいわけじゃないんですよね。見ている先は同じで、問題を良くしたい、もっと面白くしたいと社員にもよく言っています。それを社員も分かっているので、それでやる気が下がるようなことはなくて、むしろ社員たちがみんな「松丸チェックを一発で通す!」なんて団結して、「これでいける」という思ったものを持ってくるようになったといううれしい変化もありました。
また、厳しくする部分もありつつ、面白いものが出てきたときはめちゃくちゃ褒めるようにしています。修正点を言うときにも、「ここが面白いね」「色使い工夫してるね」などと何か褒めてから、その後に言うようにしています。社員みんな、力を高めたいという意思をすごく感じているので、そこに本気で応えてあげたいと思っています。