トキヲイキル・大庭彩歌、積年の夢だったソロライブは“最後の出発”「これがラストチャンスだという気持ち」
――2月27日のワンマンライブ。「Final departure」というタイトルにも強い意志が感じられます。
最初、プロデューサーさんが「departure」というタイトルを出してくれたんですけど、私が「Final」をつけたいと提案して、“最後の出発”という意味の「Final departure」に決まりました。「departure」だけだとワクワクした楽しい旅の始まりのような印象ですけど、「Final」を付けることによって、いい意味で自分にプレッシャーをかけるというか、強い気持ちを感じてもらえるんじゃないかなって思ったんです。
――そのライブはどんな感じになりそうですか?
これまで歌ってきた曲は数曲ぐらいで、それ以外は全部新しい曲になります。トキヲイキルでも曲を作ってくださってる柏原収史さんと筑田浩志さんに曲を書いてもらっていて、アップテンポな曲からバラードまでかなり幅のある感じになっています。LinQ時代からライブのことを考えるのが好きだったので、今回はソロなので盛り込んでみたいこともたくさんありますね。
歌ではかっこいいところを見せて、MCでは面白い大庭を見せられたらいいなって。私、抜けてるところがあるので、ずっとカッコつけてても、どうしても地の部分が出ちゃうので(笑)。だったら、そういうふうにどちらの私も見てもらえたらいいなって思いました。会場のDRUM Be-1はたくさんのバンドやアーティストの方がライブをしてきた場所なので、そこからスタートできるのもすごくうれしく思っています。
――これからソロ活動が本格的になっていきます。読者に向けて意気込みとメッセージをお願いします。
はい。これまで9年ぐらいグループで活動してきましたが、30歳というタイミングでソロというチャンスをいただきました。昔からの夢だったので、“楽しい思い出”で終わらせず、たくさんの方に私の歌を届けたいと思います。最後という覚悟をもってのソロ活動となりますので、ガチで頑張ります。応援よろしくお願いします!
(取材・文=田中隆信)
「Final departure」
福岡・DRUM Be-1にて2月27日(土)開催
12:30開場/13:00開演
■大庭彩歌公式Twitter
https://twitter.com/ayaka_ooba1