広瀬すず、生田斗真は「神様みたいな人でした」
生田斗真と広瀬すずの初共演作としても話題の映画「先生!」のビジュアルと特報映像が初公開され、公開日も10月28日(土)に決定した。
今回解禁となったビジュアルには、ぶっきらぼうな性格だが生徒思いの教師・伊藤貢作(生田)に“初恋”をしてしまう、広瀬演じるごく普通の女子高校生・島田響の姿。
自分自身も思いもよらなかった相手“先生”への初恋という、「片思いのままでいいから、好きでいたい」初めての気持ちに戸惑いながらも、教室の窓から外を見詰め、どこまでも純粋に“近くて遠い存在”である伊藤先生に思いをはせる、17歳の響の切ない表情が印象的なショットだ。
また、映画公式サイトでは、そんな響がいちずな思いをこらえきれず、ベンチで眠ってしまった無防備な伊藤先生にキスをしようとする、思わずキュンとしてしまうポスタービジュアルも公開。柔らかい光が2人の恋を優しく包み、これまでの少女コミック原作ものとは一線を画す珠玉の純愛映画の誕生に期待が高まる。
同時に公開された特報では、キラキラと輝くまばゆいばかりの青春の世界観の中で、恋に臆病な響の、伊藤先生を思うが故に喜び、時に涙するさまざまな表情が映し出される。
教室で先生を見詰める真っすぐなまなざしや、「先生、好きになってもいい…?」と問い掛ける無垢(むく)なせりふ、美しい夕焼けに先生への思いを募らせるふとした瞬間…、一度でも恋したことがある人であれば誰もが共感する響の心情がリアルに描かれている。
心の中に芽生えた自身の恋に葛藤しながら、自分の思いに真っすぐ向き合おうとする響のひた向きさが胸を打つ本作。素直な思いをぶつける響と、教師という立場から、“大人”として響の思いを受け流そうとする伊藤先生。果たして響の初恋は、大きな壁を超えることができるのか…。
伊藤先生を演じた生田は、響を演じる広瀬に対して「広瀬さん、響、ともに、まぶし過ぎて直視できないくらいの輝きを放つ子。お芝居に対して真っすぐだし、一生懸命だし、本当に響に見える瞬間がたくさんありました」と絶賛。
今作ではトレードマークともいえるボブをショートカットにして挑んだ広瀬も、生田に対して「伊藤先生が生田さんじゃなかったら、この響はできなかった。神様みたいな人でした」とお互いの演技に引かれ合った様子。
自身の役についても、生田は「僕は大人の恋愛ものはあまり経験してこなかったので、自分が30代になって初めてのラブストーリーに呼んでいただいて、自分の中でもたくさんのチャレンジがあったし、得るものがたくさんあったんではないかと。
広瀬さんがすごく純粋に真っすぐにどーんとぶつかってきてくれたので、とても伊藤先生でいやすかったです」と語った。
一方、広瀬も「(初めての王道ラブストーリーということで)何もかも初めての思い、感情だったので、ただただ伊藤先生のことをいちずに考えようと思いました。
『何言ってるんだろう、私』と、ふとした瞬間現実に戻ることもあったのですが、恥ずかしがるのも全部伊藤先生を好きっていう気持ちに変えたいなって思って、そこが大きくなればなるほど全部が変わってくるので、ただ伊藤先生だけを見ていようって毎日思いながら現場に入っていました」と、演じ切った充実感を伺わせた。
さまざまな難役に果敢に挑み、ますます磨きがかかる生田と、'16年には「日本アカデミー賞」2部門を受賞するなど、勢いに乗る広瀬の2人の共演作ということで、注目度は上昇一途だ。
10月28日(土)全国ロードショー
原作:河原和音『先生!』(集英社文庫コミック版)
監督:三木孝浩 脚本:岡田麿里
制作プロダクション:ドラゴンフライ エンタテインメント
製作:映画「先生!」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
【公式HP】http://wwws.warnerbros.co.jp/sensei/