<試写室>“名探偵”野村萬斎と共に、史上最も複雑な事件を推理!「死との約束」
「死との約束」あらすじ
名探偵・勝呂武尊(野村萬斎)は休暇で訪れていた熊野古道のホテルで、「分からないのか、こうなったらもう殺すしかないんだっ」という物騒な言葉を耳にする。
翌日、朝食をとるためにホテルのラウンジに向かうと、そこで医学書を読んでいた医師の沙羅絹子(比嘉愛未)の姿を目にし、声を掛ける。沙羅は勝呂のことを新聞で見て知っていたため、二人はすぐに打ち解ける。
そこに、本堂家の夫人(松坂慶子)、次男の主水(市原隼人)、長女の鏡子(堀田真由)、次女の絢奈(原菜乃華)がやって来る。どこか異様な雰囲気を醸し出す夫人は、いきなりホテルのスタッフをどなりつけ、子供たちにはあれこれと命令し始める。遅れて、長男の礼一郎(山本耕史)と妻の凪子(シルビア・グラブ)も到着。夫人の言動は、まるで一家の独裁者のようで、子供たちはみな完全に彼女の支配下に置かれていた。
その三日後、本堂一家と勝呂、そして偶然出会った勝呂と旧知の仲の婦人代議士・上杉穂波(鈴木京香)らは、貸し切りバスで古道散策ツアーに向かう。熊野には神秘的な山道が多く、景色もどこかミステリアスだ。さらに、昔からてんぐの目撃談も後を絶たない。
そんな中、参道沿いのベンチで休んでいたはずの本堂夫人が、遺体となって発見される。地元の警察署長・川張大作(阿南健治)に事件解決を要請された勝呂は、早速捜査を開始。夫人は普段から心臓が弱かったというが、勝呂は、その右腕に注射針の痕を発見する。病死なのか、誰かに殺されたのか。勝呂は、ホテルに到着した晩、偶然耳にした言葉をふと思い出す。
3月6日(土)夜9:00-11:40
フジテレビ系にて放送