<インタビュー>新生“ミュージカル「黒執事」”! 立石俊樹&小西詠斗が支え合い、新たな“執事と主人”に
本番で100%をぶつけて“らしさ”を固めていきたい
――稽古を進める中で、お互いに「役にぴったりだな」と思う瞬間はありますか?
立石:これまでシエル役は子役の方が演じられて来ましたが、今回詠斗くんが演じることによって、悪魔との契約シーンなどはより強い感情や迫力が出せると思います。それから、かわいさは負けてない!
小西:また変なこと言ってる(笑)。声や身長などは限界があるので、お芝居で補えるように頑張ります! 俊くんのセバスチャンは…立ち居振る舞いから歌声、殺陣まで、全て美しいです。悪魔との契約シーンは本当に見どころ! めっちゃくちゃカッコイイです。自慢のセバスチャンです!
――立石セバスチャン・小西シエルならではの魅力は何だと思いますか?
立石:これまでの公演や原作コミック、アニメを見て、照らし合わせながらセバスチャン像を作り上げているところですが、正直、今の段階では僕としての色はまだ分かりません。本番でお客さんに僕たちの100%を届けて、「僕たちの2人はこうだよね」と認めていただければうれしいです。それくらい、しっかりと固めていきたいよね。
小西:そうですね。僕たちならではの魅力は、僕もこれから見つけていきたいです。20歳を超えた僕がシエルを演じる意味はきっとあると思うので、その面白さや、大人なりの熱量を出していけたらうれしいです。
――それでは最後に、ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密~の見どころを教えてください!
立石:今回の舞台は寄宿学校ということで、色とりどりの明るい世界観がありつつも、ミュージカル「黒執事」らしいダークな部分も隠れています。華やかさだけではないコントラストが見どころですね。何より、普段は執事と主人の2人が潜入先の学校では先生と生徒になり、普段では見られない姿も楽しみにしていてください! これまでのミュージカル「黒執事」を応援してくださった方にもしっかり楽しんでいただきたいですし、今回初めて見るという方にも僕たちらしさを届けられると思います。
小西:ミュージカル「黒執事」らしいシリアスなシーンはもちろん、笑えるシーンもあります。俊くんも言うように華やかな作品で、英国の世界観に浸れると思います。本番までにシエルとセバスチャンのコンビ感を作り上げていくので、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです!
■ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密~
3月5日(金)~21日(日) 東京・天王洲 銀河劇場
3月25日(木)~28日(日) 大阪・メルパルクホール大阪
4月1日(木)~4日(日) 大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
出演=立石俊樹、小西詠斗/佐奈宏紀、田鶴翔吾、里中将道、後藤大/古谷大和、中島拓人、田口司、福澤侑、内野楓斗、早川維織、山口晃生、高橋駿一/岡田亮輔/上田堪大ほか
19世紀の英国。裏社会の事件を秘密裏に片付ける悪魔にして執事・セバスチャンとその主人・シエルのもとに、消息を絶った人物の行方を調べてほしいとの依頼が届く。その人物が通う名門寄宿学校に潜入した2人は、伝統と規律に支配された閉鎖空間に絶対君主として君臨する“校長”の存在を知る。
※4月4日(日)の大千秋楽公演はライブ配信も実施予定
※ミュージカル「黒執事」公式サイト
※ミュージカル「黒執事」公式Twitter
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