アニメ専門チャンネルのアニマックスは1日、“みんなでwe love anime!”を合い言葉に、アニメミュージックと縁のあるアーティストによるライブイベント「ANIMAX MUSIX -FALL 2009-」を東京・新木場スタジオコーストで開催。abingdon boys school、Do As Infinity、HIGH and MIGHTY COLOR、ヘイ・マンデーら全6組のアーティストが登場した。
トップバッターは、第1回全日本アニソングランプリ優勝者で、アニソンシンガーとして活躍中の喜多修平。「ミラクル☆トレイン」(テレビ東京系)のエンディングテーマ「STORIES」など2曲を歌って盛り上げた後、第3回全日本アニソングランプリ優勝者の佐咲紗花を紹介。この日がプロとして初ステージとなる佐咲は、'10年1月期スタートの「戦う司書The Book of Bantorra」(アニマックスほか)の第2期オープニング主題歌となるデビュー曲「星彩のRipieno」を堂々の歌いっぷりで披露した。3組目はアメリカ・フロリダを拠点とする5人組バンド、ヘイ・マンデーがステージへ。日本のアニメが好きだという女性ボーカルのキャサディーは日本語交じりのMCを織り交ぜ、デビューアルバムから「Candles」など4曲を演奏した。
続いて登場したのは、新ボーカリストHALCAが加入し、“新生ハイカラ”をスタートさせたHIGH and MIGHTY COLOR。「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のオープニングテーマとなり、大ヒットしたデビュー曲「PRIDE」など4曲を演奏。重低音がズッシリ響いてくるサウンドとパワフルなステージングに会場は一気にヒートアップした。5組目のDo As Infinityは「遠くまで」「深い森」などのヒットナンバーから、アニメ「犬夜叉 完結編」(日本テレビ系)のオープニングテーマになっている新曲「君がいない未来」まで4曲を演奏。ボーカル・伴都美子の伸びやかな歌声に会場は酔いしれた。
イベントのトリを務めたのはabingdon boys school。「戦国BASARA」オープニングテーマの「JAP」や「東京マグニチュード8.0」(フジ系)のオープニングテーマ「キミノウタ」などアニメやゲームのテーマソングになっている6曲を演奏。ボーカルの西川貴教は「アニメは軽んじられている面もあるけど、アニメも音楽も“気持ちを伝えたい”っていうところでは同じだと思う。今日は会場にいるみんなとその思いを通じ合えたことが最高にうれしい!」と熱い思いを語り、会場の熱気は最高潮に。アンコールでは、「DARKER THAN BLACK-流星の双子」(TBSほか)のエンディングテーマとしてオンエア中の新曲「From Dusk Till Dawn」(12月16日[水]発売)など2曲を披露。西川の圧倒的な歌唱力とメンバーの力強いパフォーマンスに、オーディエンスは手を掲げ、大歓声で応え、会場は揺れるほどの盛り上がりに。約3時間に及んだイベントは大興奮の余韻を残しつつ幕を閉じた。
なお、このライブの模様はCS放送のスカパー、スカパーe2で12月、アニマックスで1月に放送される予定。
12月12日(土)夜9:00-10:30ほか スカパー!、スカパーe2で放送
'10年1月2日(土)昼2:00〜 アニマックスで放送(予定)