2021/03/15 04:00 配信
スワン党・スイマス党が参戦する党首討論番組のスタジオ。そこにはスワン党の党首・奈緒とスイマス党の党首・長谷川、政治評論家に扮するじろうが緊張した面持ちで着席している。そしてピリつく空気が流れる中、互いの意見をぶつけ合う党首討論が生放送でスタート。党首討論は8小節2ターンのフリースタイルラップで行われ、両党首は睨み合いながらバトルを始める。
しかし想いは語り切れず、そのままさらに8小節3ターンで争う延長戦の音楽がスタート。突如、政治評論家・じろうがスイマス党側として乱入する一幕もあり、バトルは更に白熱。半ば強制的にアナウンサーに止められ席に戻る両党首。最後の両党の改善策の発表では、まさかの両党首ともに「喫煙所が大事」という同じ意見になった。両党の意見を聞いたアナウンサーが「二人の主張は相反していないので、両党同じ方向を向いて一つの答えを導きだしてはどうか?」と問いかけ、番組は終了する。
場面は変わり記者会見場へと移り、報道陣によるフラッシュがたかれる中、奈緒と長谷川・じろうが登壇。そこで長谷川は「我々は、これまで別の考え方の党としてやってきましたが、私たちの主張は相反していませんでした」と語る。続けて奈緒は「吸う人と吸わない人の間にはちょうどよい距離が必要です」、更にじろうが「それは『喫煙所』が実現してくれます」と訴えた。「そして、その『ちょうどよい距離』のことを我々は、こう提案していきます」と長谷川が発言すると、3名は「スーシャルディスタンス」と声高らかに発表。
こうして喫煙所をいかし、マナーを守ることでスーシャルディスタンスを保つことが、スワン党の「無くしたい、望まない煙」、スイマス党の「日本の吸える場所無くしちゃいけない」という両者の想いを実現するという結論となり、選挙戦は終わりを迎える。
奈緒は「無くしたい、望まない煙」と、シソンヌは「日本の吸える場所、無くしちゃいけない」とそれぞれのマニフェストを改めて掲げた上で、互いの主張は同じことだったと続ける。両党連立で掲げた新マニフェスト「スーシャルディスタンス」を声高く発し、「吸う人と吸わない人の距離を、喫煙所でつくる」と宣言する。
党首討論でラップバトルを行う順番決めのじゃんけんシーンでは、偶然にもあいこが続き、笑いが起きる場面も。8小節5ターンに及ぶ激しいラップバトルは、練習中も白熱した雰囲気で、奈緒、長谷川両名とも真剣にラップに挑む様子が伺えた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)