昭和歌謡ブームの最重要歌手といえるちあきなおみの80曲の作品を収録した幻の5枚組BOXセット『The Anthology of NAOMI CHIAKI ちあきなおみ大全集』が、20年ぶりに復刻盤として3月17日(水)に再発売されることが決定した。
歌手のちあきなおみの23年間における軌跡をあますことなく網羅したこのBOXセットは、「喝采」「黄昏のビギン」「星影の小径」「かもめの街」などの代表曲をはじめ、「夜霧よ今夜もありがとう」「狂った果実」「東京砂漠」といった石原裕次郎作品やムード歌謡、さらには、「カスバの女」「遠くへ行きたい」といった昭和の名曲や抒情歌に、「矢切の渡し」「紅とんぼ」といった船村徹作品など、5つのテーマで収録されている。
3月26日(金)には、特番「魂の歌!ちあきなおみ 秘蔵映像と不滅の輝き」(夜9:00-10:54、BS-TBS)が再放送されることも決定しているが、活動休止から29年がたった今も、彼女に関する特番がBSなどでくり返し放送されており、その反響は衰えることがない。
今後、その姿と歌声をリアルタイムで見ることがかなわないであろう“伝説の歌手・ちあきなおみ”の歌声が完全網羅されたこのBOXセットは、これまでのファンに限らず、「昭和歌謡」を新しいと感じる若い世代にも届けたいアイテムとなっている。
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