シンガー・ソングライターのオヌキ諒が、3月5日、新曲「べに」をリリースした。同曲は、オヌキがメディアプラットフォーム「note」で連載していた小説「想イヲツヅル」から誕生。恋の苦しみをテーマにした作品は、生々しいバラードに仕上がっている。同日、同曲のミュージックビデオも公開。MVは椎名林檎、ゆず等の映像演出を担当した島田欣征(しまだ・よしゆき)が監督。映像の主演には、AbemaTV「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~」に出演し注目を集めた新田さちかを迎えている。
オヌキ諒の実体験に基づく「想イヲツヅル」から生まれた「べに」は、恋愛にもがく赤裸々な心情が詰まった歌詞が特徴的で、その世界観を反映したMVでは、新田さちか演じるヒロインが男性に別れを告げられた直後に号泣するワンシーンが描かれている。楽曲、そして同MV制作までにはどんなドラマがあったのか。アーティストが作品やMVに込めた思いや、ヒロイン起用の経緯、撮影の裏側まで、オヌキ諒と新田さちかの二人を直撃した。
――まず、オヌキさんにうかがいます。「べに」はどんな楽曲ですか?
オヌキ:ひと言で言えば「苦しい曲」。「苦しい愛情を歌った曲」です。僕自身の人を好きになった経験を盛り込んでいて、人を愛することによって苦しくなる、その苦しみをそのまま歌にしています。好きなんだけど、苦しい、だけどうれしいこともある。そういった恋愛の形を表現した一曲です。
君、僕という表現があり、男性の自分が歌っているから、男性から女性に対する気持ちを描いた歌という見られ方はするでしょう。けど、性別を取り払って、どのようにでも受け取ってほしいですね。たぶん聴く人の現状、今の気持ちによって受け取り方も変わると思います。
――楽曲「べに」が描く恋愛は、最終的に成就したのか?ということをうかがいたいです。
オヌキ:この曲は、noteの小説「想イヲツヅル」から繋がるもので、登場人物の二人は一応付き合うことは付き合うんですよね。その後にいろんなことが起きていくんですが、それは小説には書いていなくて。小説の世界は、僕の実体験が強く反映しているところがあるから、もし恋が成就したとするなら、今僕は結婚しているんじゃないですかね(笑)。
新田:へえ~! そんなリアルな話だったんですか。
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オヌキ諒「べに」 (MUSIC VIDEO)https://youtu.be/SUQsvTPoXVI
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オヌキ諒note「想イヲツヅル」 https://note.com/ryonuki