高畑充希主演のヒューマン医療ドラマ「にじいろカルテ」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の最終話が3月18日に放送された。山奥深い“虹ノ村”の小さな診療所が舞台の今作は、見る者の心を優しく包み込む温かい作品だった。(以下、ネタバレが含まれます)
同ドラマは、ヒューマンドラマの名手・岡田惠和が脚本を担当。“虹ノ村”にぽつんとたたずむ診療所にやってきたドクター・紅野真空(高畑)と、外科医・浅黄朔(井浦新)、そして看護師・蒼山太陽(北村匠海)がシェアハウスをしながら、診療所に訪れる村人たちと触れ合い、命と向き合っていく。
最終話では、病気を患いながら医療に従事する真空を、朔と太陽が「しっかり休めよ」と声をかけてサポートする日々が描かれていた。ところが、いつものように3人で食事をしている最中に真空が倒れて、救急搬送されてしまった。
朔は「来ちゃったな、この日が」「でも絶対帰ってこい」と真空に声をかけ、太陽は「医者でも患者でもどっちでもいいよ、真空さんが必要なんだよ」と涙を流して伝えた。朔と太陽は、息も絶え絶えな状態の真空の両頬を囲むように、左右から同時にキス。虹ノ村でめぐり合った3人の関係が、いつしかかけがえのない強固なものとなっていたことを物語る、人間愛に満ちた美しいキスシーンとなっていた。
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