中村倫也主演ドラマ「珈琲いかがでしょう」(4月5日[月]スタート、毎週月曜夜11:06-11:55、テレビ東京系)のオープニングテーマが、小沢健二の新曲「エル・フエゴ(ザ・炎)」に決定。小沢がドラマのテーマ曲を担当するのは、25年ぶりとなる。
2021年に入り、予定していたアリーナツアー、日本武道館公演が中止になった小沢は、その代わりとして、3カ月連続シングルリリースを発表した。3月9日に第1弾が配信され、同曲は連続リリースの第2弾。
ライブはなくなれど意欲的に創作活動する小沢が新たに創り上げた、物語の雰囲気にぴったりな“オザケン節”で、ドラマのオープニングを盛り上げる。
小沢健二コメント
武道館での一人コンサートのために『エル・フエゴ(ザ・炎)』を書き終わった頃、このドラマのお話をいただき、原作漫画を読み進むにつれて、本当に驚きました。『珈琲いかがでしょう』と『エル・フエゴ』は、怖いくらいテーマが似ていたからです。
どう似ているかは、ある日ドラマを見ているあなたに「あっ!」とわかり、ドラマ終盤、あなたはきっと(ピー:機密保持のため伏字)でしょうし、僕もきっと(ピー)でしょう。考えてみると、もしドラマのために曲を作っていたら、ここまで強烈にシンクロはしなかった気がします。別々の空間で、意識せずに生まれたから、4月から一話一話共振していく『珈琲』と『フエゴ』の、美しい関係が生まれたと思っています。
真実は共振する。
そして、ドラマの打ち合わせでお話ししたのですが、最近ネトフリ(Netflix)等には「Skip Intro」ボタンが付いています。ということは、オープニングは今や、スキップされるもの。そこでオープニングテーマの形を(おそらく毎回)変えていこうと思っています。めっちゃめちゃな回もあったらすてきです。スキップした人は気がつかない(笑)。
『エル・フエゴ』という曲は、7歳長男の発案から生まれたものです。今月始まった3ヶ月連続シングルの第1弾『ウルトラマン・ゼンブ』が4歳次男の発案であるのと、文字どおり兄弟作です(『エル・フエゴ』は第2弾)。子どもを題材にするのではなく、子どもの時空に入りこんで一緒に書く、という手法です。それがなぜ『珈琲』と共振するのか? それは(ピー)は(ピー)であり、(ピー)だからです!
役者、制作陣も最高。ドラマ、一回も見逃すのはナシです。No Skip Introで!