生駒里奈が鬼才・KERA戯曲に挑む理由「ここで受けて立たないと!と思って」<カメレオンズ・リップ>

2021/04/02 09:00 配信

芸能一般

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【写真を見る】雨降る中でのセンチメンタルな雰囲気のカット撮影=玉井美世子/取材・文=本嶋るりこ/スタイリスト=津野真吾(impiger)/衣装協力=Y's、Histoire、BRAND SELECT

ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の名作戯曲を、才気溢れる演出家たちが新たに創り上げる連作シリーズ「KERA CROSS」。その第三弾となる「カメレオンズ・リップ」は、初演時には堤真一と深津絵里が出演したクライム・コメディだ。今回は、河原雅彦の演出により、松下洸平×生駒里奈という新鮮な顔合わせで上演される。近年は多くの舞台に出演してキャリアを重ねている生駒だが、実はその初舞台もKERA戯曲作品(2015年の「すべての犬は天国へ行く」リメイク版)。今再び、鬼才の傑作に挑むことになったその心境を聞いた。

――KERAさん作の舞台は、初舞台以来2度目となりますが、まずはその感想はいかがでしたか?

自分としては、とても2度目なんて言えないですね。前回と今とではお芝居の経験値がまったく違いますから。当時は今のように一つのことを集中して考えることができない環境だったというところもまったく違いますしね。当時は自分にもノウハウがなくて。それに伴う環境もまだ全然できていない時期だったので。今とは比べ物にならないというか。

――では、心境としては、初めてのKERA戯曲のような感覚なんですね。

そうですね。きっと難しい挑戦になるだろうなと感じました。でも、今後につなげるためには、ここで受けて立たないと!と思って、出演することを決めました。

――河原雅彦さんの演出はいかがですか?

河原さんの演出は、今まで経験してきた舞台とは全然違うやり方なんです。劇団「少年社中」の作品に出演させていただいた際はその劇団のやり方に自分がピースとしてハマれたような感覚があったのですが、今は、「そのやり方じゃないところもあるんだ!」という発見をさせてもらっています。厳しいことも言われますが、初めてのやり方なんだからできなくても仕方ないと腹をくくっていますね。本当に、自分にとっては挑戦がたくさんある舞台になっています。

KERA CROSS第三弾
「カメレオンズ・リップ」
4月2日(金)~
シアター1010、シアタークリエ他、福島、大阪、愛知、新潟にて上演

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