有村架純が、3月24日に都内で開催された「るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION(グローバル・ファン・セッション)」に、主演の佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、土屋太鳳、高橋一生、江口洋介、大友啓史監督らと共に登壇した。
「るろうに剣心 最終章」からの参加となる有村が演じるのは、かつて人斬り抜刀斎と言われていた緋村剣心(佐藤)が唯一心を許した妻・雪代巴。剣心によって斬殺され、彼の頬の十字傷に深く関わっているキャラクターだ。
冒頭のあいさつでは、「私は『るろうに剣心』に携わった時間はわずか1カ月あまりなんですけど、健さんとキャストの方々、大友監督をはじめとしたスタッフの方々の熱量に負けないように演じさせていただきました」と真摯(しんし)にコメントした有村。
シリーズを締めくくる最後の作品への出演。巴は作品の鍵となるキャラクターになるが、有村は「この役の存在の大きさは、私も重々承知してお受けさせていただきました。『るろうに剣心』シリーズは私も拝見させていただいていましたし、皆さんが何年も作り続けた世界や思いを決して踏みにじらないようにしたいという思いでした」とオファーを受けたときの思いを告白。
また、「監督やプロデューサーさん方から、『ずっと待ち望んでいたエピソードをようやく撮影できる日が来た。雪代巴という役は、剣心さんにとってもみんなにとってもすごく大切な役だ』と言っていただいて。私はその言葉があったからこそ、作品や皆さんに寄り添いたいと強く思って、撮影に参加させていただきました」と感慨深い様子で回顧。
続けて、「撮影中に健さんから『剣心の役作りは巴から始まってる』と私に言ってくれて。私もその言葉が心に残ってますね」と明かすと、佐藤は「ばらすなって!」と苦笑い。
その真意について、佐藤は「当然なんです。巴との出会いを経て旅に出て10年さまよって、パート1の剣心の物語が始まる。大切なシーンの前は、巴との別れや日々を思い出して本番に臨んでいたので、パート1から僕の体に巴という女性は内蔵されていて。それは映像にも映ってると思う。なので今回のThe Beginningを見てもらえるのは非常にうれしい。このエピソードを1つの映画にしていただいて感謝しています」と熱い思いを打ち明けた。
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