ムロツヨシ「その場で出た芝居を採用」撮影振り返る<全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの>

2021/03/27 23:13 配信

ドラマ インタビュー

クランクアップしたムロツヨシにインタビュー(C)フジテレビ

ムロツヨシが、フジテレビの連続ドラマで初主演を務める「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの」(3月28日[日]-4月2日[金]夜0:30-1:00ほか、フジテレビ系)が3月28日(日)から6夜連続で放送。クランクアップを迎えたムロツヨシのコメントが届いた。

清野とおる原作の漫画「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの」をドラマ化した今作は、今まで足を踏み入れたことのない街を実際に歩いた経験から作られた、いわば“大人の街ぶら冒険”ストーリー。

東京・赤羽在住の漫画家・セイノ(ムロツヨシ)は、ふと地図を見て「知らない街ばかりだな」と思い立ち、そこで見られる光景・人・物語を知らないまま死んでいくのは「なんか嫌だー!」と叫び、赤羽を飛び出し街ぶらをスタートさせる。訪れたのは、上中里(東京)、国道(神奈川)、霞ヶ関(埼玉)、山田(東京)、久留里(千葉)の5カ所。

コロナ禍ということで、最少人数かつ撮影も速やかに行うという異例の制作体制。しかし、次第にチームワークも高まり、クランクアップ当日は奇跡的に巻き、ムロも「素晴らしい! 気持ちいい終わり方でございます」とスタッフを労った。

ラストに撮影したのはバッティングセンターで、セイノが複雑な思いを胸にバットを振りまくるというシーン。

監督が「カット!」と声をかけると、スタッフから「ただいまのシーンをもちまして、セイノ役・ムロツヨシさんオールアップです!」と紹介され拍手が。プレゼントを渡されたムロはスタッフに感謝の気持ちを述べると、「次は首都圏を飛び出し、北海道、九州、四国、沖縄…タイ、台湾…そこには知らない街がたくさんあります! 次回はこのようなご時世ではないときに、もっと自由な撮影の仕方で切磋琢磨して楽しいものを作りたいと思います」とスタッフを盛り上げた。

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