蜷川実花、若き日の無欲な自分の作品に「眩しいですね」
3月3日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)に、写真家・蜷川実花が出演。自分の原点だというメキシコを再訪した。
蜷川は20年前、写真家としてはまだまだ駆け出しの頃に世界を放浪。その途中、メキシコにある“イスラムヘーレス”と呼ばれる島を訪れたことがある。写真展で獲得した賞金500万円を使って「(世界のあちこちへ)旅をしていっぱい写真を撮ろうと思って」と放浪の動機を振り返る。
当時泊まったモーテルを20年ぶりに訪ねると、ベッドカバーまで同じという懐かしい光景。モーテルのベッドに座った蜷川は、その頃に出した写真集を眺めながら、「何の欲もなくシャッターを押してる」「眩しいですね」と自分の作品を改めて見つめ直す。この土地について蜷川は「自分の写真ってこうなんだ」というスタイルが定まっていくきっかけを与えてくれたと語った。
また、メキシコシティーから1時間ほどの距離にある町・ミスキックで、数千年前から続く伝統的な祭り「死者の日」に参加。ずっと行きたいと思いながらも機会に恵まれずにいたという蜷川は、祭りで賑わうストリートをカメラ片手に散策する。
次回の「アナザースカイ」は、3月10日(金)放送。