<シグナル>青木崇高、坂口健太郎“健人”の正義に立ちはだかる悪役に「妙な魅力を感じる人物に映れば面白い」

2021/03/29 21:55 配信

ドラマ

正義感あふれる健人(坂口健太郎)と、欲にまみれながらも狡猾な元警察官の石川(青木崇高)が対峙(C)カンテレ

ストーリー


廃棄されるはずだった古い無線機で、熱血刑事の大山剛志(北村一輝)と時空を超えて通信できるようになった三枝健人(坂口健太郎)。二人は別の時代を生きながら、互いに協力して未解決事件を次々に解決。一度は白骨死体で見つかった大山の死を回避することにも成功し、2018年、健人はついに大山と対面するときを迎える。

しかし、大山は入院中の病院からこつぜんと姿を消し、さらに殺人の容疑で逃走中だった元警視庁管理官・中本慎之助(渡部篤郎)殺害の濡れ衣を着せられ、2020年の今も行方不明。中本殺しの犯人を捕まえることこそが、大山を救う唯一の方法だと考えた健人は、未解決捜査班・班長の桜井美咲(吉瀬美智子)と共に犯人逮捕を誓う。

そんなある日、カメラマンの武田寿士(古川雄輝)が未解決捜査班を訪れ、「20年前に自殺した婚約者・上杉胡桃(桜井ユキ)が生きている」と相談する。数日前、二人の思い出の場所でカメラを構えると、レンズの向こうに歳を重ねた胡桃がいたという。

撮影した写真を見ると、写っている女性は確かに胡桃によく似ていた。もし、本当に胡桃が生きているとしたら、20年前に貯水湖で発見された遺体は別の人間ということになる。健人と美咲は、突然いなくなった最愛の人を今も忘れられずにいる武田の思いに動かされ、未解決事件として捜査に乗り出すが、遺族はなぜか非協力的で捜査は難航する。

するとある晩、時計が23時23分を示したその瞬間、再び無線機が動き出し、健人は2000年を生きる大山とつながる。健人から話を聞いた大山は、逃走中の身でありながら捜査への協力を申し出て、20年前の武田に接触。やがて、女優の卵だった胡桃が、派遣のアルバイトで訪れたパーティーで建設会社社長の石川匠(青木崇高)と出会っていたことが分かる。