坂口健太郎、大先輩・北村一輝の生きざまに「楽しそうで、(20年後の自分も)楽しみになる」
坂口健太郎主演で、2018年に放送された連続ドラマの“その後”を描く「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」の初日舞台挨拶が4月2日に都内で行われ、坂口健太郎、北村一輝、吉瀬美智子、奈緒、伊原剛志、橋本一監督が登壇。“20年前の未解決事件”が鍵となる映画にちなみ、「いまから20年後、どうなっていたいか？」との質問が上がり、坂口が「僕の20年後はほぼ、北村さんと同い年ぐらいになる。楽しそうだなと思う」と大きな笑顔を見せた。
謎の無線機が“現在”と“過去”の2人の刑事をつなぎ、共に未解決事件を解決していく姿を描く本作。この度、オリジナルストーリーで映画化が実現した。“現在”の刑事・三枝を坂口、“過去”を生きる刑事・大山を北村が演じている。
坂口は「北村さんとご一緒させていただいていると、楽しそうで、楽しみになる。20年先の年齢の方たちとお仕事をさせていただくとすごく楽しそうなので、未来は明るいなという感じがしています」とにっこり。北村は「もっとちゃんとした人になった方がいいよ」と照れ笑いを見せて、会場の笑いを誘っていた。
連続ドラマから映画化が叶い、坂口は「エネルギー、熱量を注いで撮ってきた作品」と胸を張り、「こういう時代だけれど公開できるというのは、すごくうれしいこと。一緒に作ってくださったスタッフの方や、いろいろな方に感謝したい」としみじみ。「ひとつの役を長期間にわたって演じることもなかった。これからも、なかなかないと思う。それが初めて僕が主演をやらせていただいた作品で、すごく恵まれた、とてもありがたい経験だなと作品を撮りながら思っていました」と特別な作品になったことを明かしていた。
坂口は、本作で本格アクションにも挑戦した。北村は「ここまでやるかという感じ。さすが！」、伊原も「試写を観て、坂口くんがこんなにアクションをできるんだとびっくりした。普段は、ぽわっとした感じ。なのにアクションはキレキレ。“ギャップ萌え”した」と坂口のアクションを大絶賛。坂口は「ありがとうございます」と目尻を下げていた。
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