NHK BSプレミアムにて、3月7日(火)にスタートするプレミアムよるドラマ「嘘なんてひとつもないの」(毎週火曜夜11:15-11:45)。au「三太郎」シリーズの生みの親・CMプランナーの篠原誠が原案と脚本を務める本作は、対人恐怖症で引きこもりの真(須賀健太)が、ドッキリ番組にだまされながら「嘘の中の真」に触れて生きる勇気を取り戻していく一風変わったヒューマンドラマだ。
ドッキリ番組の出演者で、真を翻弄(ほんろう)しながらも彼の夢を応援する少女・真琴はE-girlsの石井杏奈が演じる。
都内で行われた完成披露試写会に出席した須賀は、「今の若者たちは、傷つくのが怖くてコミュニケーションの壁を作っているのではと感じるので、それを表現できたんじゃないかなと思います。僕が今できることを全て出せました」とコメント。
また、自室にこもっているシーンでは、長髪を振り乱し“心の声”を早口でまくしたてるなど印象的なシーンが多い須賀。「真はとても純粋で人間くさいです。なので部屋のシーンでは、感情をストレートに出すように意識して演じました」と話した。
一方、石井は「台本は面白くてどんどん読めたんですけど、いざ演じるとなるとすごく難しくて。自分はこんなに悩むんだと思いました」と苦悩を明かす。
「でもその分、達成感も大きくて。どうしたらいいシーンになるんだろうと悩みながらやっていたので、OKが出た時には毎回“やった!”と思いました」と振り返った。
ドッキリの仕掛人を演じることについては、「真くんを楽しませたり苦しませたり、いろいろな感情に振り回します。カットが掛かるとわれに返って、本当にひどいなと思うこともありましたが、(真の)反応が面白くて。人をだますのって楽しいな(笑)」とちゃめっ気たっぷりに話す一幕も。
「“このセリフは嘘なのか、それとも本当なのか”を、ギリギリまで監督と相談していました。皆さんもそこを探りながら見てもらえれば」と呼び掛けた。
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