蓮佛美沙子「結婚が勝ち、ゴールみたいな概念がなくなればいいのに」恋に悩むアラサーヒロインに共感<理想のオトコ>
アラサー女子のリアルな恋に共感
――モテ期はありましたか?
全然ないですよ~(笑)。でも中学三年生でオーディションを受けてこの業界に入ったんですけど、次の日にワイドショーで取り上げていただいたんですね。そうしたら、報道があった日に三人くらいに「実は好きでした」って告白されましたね。絶対好きだったわけじゃないよね!テレビ出たから言ったんでしょ!という疑似モテ期はありました(笑)。
――役と同じアラサー女子ですが、共感できる言動・シーンはありますか?
燈子は「これって好きなのかな?どうなのかな?」って考えすぎてしまうんです。私は燈子ほど鈍感ではないと思うんですが、恋愛の入り口で「この人のこと好きなのかな?」って思い始めてから、どうしたらいいか分からなくなるのは、共感できます。
役と同じ30歳という年だから、本能的に動けないジレンマをより理解し、表現できたのかなと思います。他にも、茉莉沙は「30歳過ぎてなんの色恋もないのはやばい」というスタンスなんですが、燈子は好きな人はほしいし恋愛もしたい、でも焦りは感じていないので、その点も分かるな~って。
――「30歳になるまでに結婚したい」と焦る女性もたくさんいますが、そういう気持ちはありましたか?
将来的に結婚したい気持ちはありますが、30歳までにという気持ちは一切なかったです。周りで結婚の話がでても、いい悪いは別にして他人事で聞いているところがあります。結婚に重きを置いてないといいますか、結婚=生涯を共にしたいと思う人と出会えたからするものという認識。 結婚そのものが目的ではないので、ずっと一緒にいたい人ができたときに、流れでそうなるのかなと。