宮沢りえ、大倉孝二、南沙良が親子役で出演するポッキーのWEBムービー最新作が公開
シリーズものならではの手法で描き出す娘の成長ぶり
撮影に際して、タイトルが「2021年 巣立ち」篇ということで、監督から宮沢、大倉、南には「視聴者の皆さんに、娘が成長した姿を見せたい」という説明が。そこで、シリーズ第1作目「何本分話そうかな・デビュー」篇と同じシチュエーションでも立場を変えて撮影することになった。
転校先の学校になじめず、家族にもなかなか心を開けないでいる娘・南に、母・宮沢がポッキー片手に「話聞きますよ、ポッキー5本分」と明るく呼びかけた第1作目。それから約2年半がたった今作では、元気がない宮沢に南の方から歩み寄って、子供らしく甘えたかと思うと、自ら「ポッキー5本分」と口にして、二人の会話の時間を作る場面も描かれる。
長回しメインの撮影シーンはほとんどが一発OK!
監督やスタッフなど、シリーズ第1作目からずっと参加しているメンバーも多く、「ホームに帰ってきたような安心感」という宮沢の言葉通り、撮影は和気あいあいとした雰囲気の中で進んだ。カットを細かく割らず、長回しを中心に収録したシーンのほとんどが一発OKで、一番多いカットでもわずか3テイクと、息の合った芝居を連発していたキャストたち。約7カ月ぶりの共演でもすぐにそれぞれの役に入り込み、仲良し3人家族の空気感を自然と醸し出していた。
プライベートなトークで盛り上がる宮沢と南
休憩中はそれぞれの控え室に戻ることなく、セットの縁側に並んで腰掛け、ずっと話し込んでいた宮沢と南。仕事の近況報告や家族の話から、宮沢が子供の頃、学校にいた面白い先生のエピソードを披露すると、今度は南が最近お気に入りのアニメやアニメソング、大好物のカニの魅力を語り、そこへ途中から大倉や監督もその輪に加わるなど、終始楽しそうな笑い声が現場に響き渡っていた。
ポッキー何本分「2021年 巣立ち篇」30秒
60秒篇
5分16秒篇