4月24日(土)スタートのドラマ「泣くな研修医」(毎週土曜夜11:00‐11:30、テレビ朝日系)が17日、制作発表記者会見をリモートで開催。今作が初の医師役となる主演・白濱亜嵐をはじめ、木南晴夏、野村周平、柄本時生、恒松祐里が登壇した。
うっとうしいほどの熱い情熱を持って一人前の医師になることを目指す雨野隆治(白濱亜嵐)が、研修医としてその第一歩を踏み出した先で待ち受けていたのは、何もできず、何もわからず、先輩医師や上司から怒られるばかりの毎日。それでも押し寄せる傷ついた患者を前に、無力である現実に打ちのめされ、葛藤し、幾度となく涙を流しながら、それでも“医師”という職業への強い思いと熱意を失わず、同僚の研修医たちと共に成長していく姿を描く。
DOBERMAN INFINITYによる主題歌「konomama」が流れる中、スクラブに白衣を羽織ってキャスト陣が登場した。
「4月を迎えて新しい環境に身を置く方も多いと思います。この作品は、僕たち同期4人も研修医になったばかりの設定で、目の前の壁にぶつかったり、葛藤したりと、共感していただける内容になっていると思います」と白濱が語る本作。
原作は現役医師である中山祐次郎が書いているだけあり、医療シーンがリアルに描かれている。医療用語や医療現場の所作を覚えるのが大変そうだが、「僕は研修医役で、不慣れで医療用語もうまく言えない、手順もうまくいかない感じの役なので。木南さんが優秀な外科医役なので、大変そう…」と白濱が言うと、木南は「私はバリッバリのキレッキレの外科医なんですけど、お医者さん役は初めてで。本当は研修医からやりたかったな…」と本音がポロリ。
それでも、カンファレンスのシーンなど医療用語のせりふが一番多いと白濱は言い、野村が「基本的に難しいせりふとか手術シーンとかは亜嵐さんに任せて、僕らは外から応援しています!」と言うと、柄本も「ずーっと頑張れって言っています」と話すなど、キャスト陣の雰囲気の良さが伝わるやり取りを見せた。
撮影現場の雰囲気について、白濱は「周平がムードメーカー。ずっとしゃべってます」と明かし、「(何をしゃべっているのかは)言えないです!」(野村)と内容は謎のまま。その他にも現場では、「みんなが時生くんの写真を撮っています」(野村)や「インスタの虫眼鏡マーク(検索画面)を見ると、その人の好きなものの傾向が分かるんですが、それを見せ合っています」(恒松)など、はやっていることを披露した。
さらに、白濱が「周平が釣り好きで、釣った太刀魚をくれて、それを料理しました」という話も披露したが、それには野村が「でも、あげた日は現場に忘れていったじゃん。本当に薄情だな…」と暴露する一幕も。
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