今春スタートのKAT-TUN・中丸雄一がMCを務める「世界ルーツ探検隊」(毎週月曜夜7:00-7:54テレビ朝日系)の、もう一人のMCがオードリー・若林正恭に決定した。
同番組は、アイドルや芸人、俳優らが“ルーツ探検隊”として世界中を飛び回り、身近にあるモノのルーツを追跡する世界を股にかけた知的エンターテインメント。
若林との共演が決まり、中丸は「以前から『空気や性格など、若林さんとは共通する部分があるんじゃないかな』と勝手に思っていたので、一緒にMCをやることが決まった時はうれしかったです」と笑顔を見せる。
また、本放送に先駆けて3月17日(金)夜11時15分(※一部地域を除く)からパイロット版を放送することも決まった。その収録がこのたび行われ、中丸と若林が初めて顔を合わせた。
収録では、緊張を隠せず肩に力が入る中丸を、若林がさりげなくフォローする場面や、汗をかきまくる中丸に若林がすかさずツッコむなど息ぴったりな様子を見せた。
番組ではルーツを探るVTRを見ながらスタジオゲストがクイズに答えていくが、シンキングタイムに若林から得意のボイスパーカッションで音楽を奏でるようリクエストされ、中丸がノリノリで応じたことから、早くも他の番組にはないクイズ解答時のお決まりのパターンが定着。
初回収録を終え、中丸は「今日は進行の部分でやらなければならないことに精いっぱいで、すごく緊張してしまって…。ボイスパーカッションも唇がカサカサになるくらいやらせていただいて、その時はリラックスしていたんですが、全体的には若林さんの足を引っ張ってしまったな、という印象です(笑)」と振り返る。
一方の若林は「中丸君はイジられキャラではありますけど、何と言ってもトップアイドルですし、いろいろ経験していると思うんです。いざ、収録が始まったら『こんなに緊張しているジャニーズの人は初めて見たな』と(笑)。
でも、それがすごく新鮮で! 中丸くんとは時間をかけなくても距離が近くなって、2人で話を回していける感触を覚えました。こんなに初回からツッコめる人もいないし(笑)」と明かした。
収録の手応えについて、中丸は「今日の自分を自己採点すると…25点。今後はもっと収録を楽しんで、MCっぽくなり、番組の役に立てるようになりたいと思いました!」と厳しい自己評価を。
また、若林はMCとしての心構えを「中丸くんとのチームワークをもっと固めて、ゲストの方々をビシビシ仕切れるような圧をMC台から出せるようになりたいです。今日の収録は全体的にふんわり仕上げでしたから(笑)」と語る。
続けて「でも、この“ふわふわ感”がこの番組らしさかもしれない! 中丸くんには小さくまとまらず、生き生きとやっていたボイスパーカッション方面へ突き進んでほしいです(笑)」と、中丸にエールを送った。
番組テーマである「探ってみたいルーツ」について、中丸は「テレビゲームのルーツ! 僕がゲームが好きなので、ある程度は知っているつもりですが、もっとたどっていけば大昔にルーツがあったりするんじゃないかな!」と目を輝かせ、若林は「自分で言うのも恥ずかしいのですが、僕は最近紅茶に凝っているんです(笑)。紅茶と緑茶とウーロン茶の茶葉は全部一緒だと知って興味を持ったので、その辺を探ってほしいです」と提案した。
最後に中丸は「この番組では学校で教えないようなことも深く掘り下げていくので、子供はもちろん、大人も知らなかった情報がたくさん出てくると思うんです。なので、ぜひご家族そろって見ていただきたいです」とメッセージを送った。
3月17日(金)放送のパイロット版では、スタジオゲストとしてキムラ緑子、中村橋之助、ホラン千秋が登場。歴史学者の本郷和人氏の解説も交えながら、“鉛筆”のルーツをひもとく。
そして、「ルーツ探検隊」としてなんぶ桜・澤山裕仁がイギリス、フランス、ドイツを訪れ、鉛筆の歴史を明らかにしていく。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)