本日発売! 崎山つばさ「心のよりどころになるようなものを」、ミニアルバム「latte」に込めた思い<インタビュー>

2021/04/21 06:00 配信

音楽 2.5次元

ミニアルバム「latte」をリリースした崎山つばさ撮影=MARCO

ーー本日、ミニアルバム「latte」をリリースした崎山つばさ。初のBillboard Liveでの公演が決定しているなど、舞台や映像に加えて、ミュージシャンとしても精力的に活動する崎山にインタビューを決行!自身の音楽のルーツや音楽制作への思いなどをたっぷり語ってくれた。
「父は矢沢永吉さん、母はBOOWYのファンで、車の中ではずっとロックが流れていたんです。カラオケが大好きな祖父は、千葉の大会で何度も優勝していましたし、父も兄もそれぞれバンドを組んでいました。振り返ると僕の人生は、いつも音楽に囲まれていたんだなと。ただ僕自身はバンドをやるわけでもなく、それほど音楽に関わってはいませんでした。ところが今や、そんな僕がアーティストとしてデビューしているんですから、分からないものですね」

ーー歌ってきた曲は和楽器を取り入れたロックから、ボーカロイドのカバー曲など幅が広い。どんなジャンルでも挑戦していきたい、と話す。
「逆に、今までやったことのないジャンルに触れてみたいんです。“これはできなさそう”“やったことがないんで”と言い訳して挑戦を閉ざすのではなく、いろんな音楽に触れたい。そのために足りないものがあったら、補えるように努力すればいいだけなので。ジャズもやってみたいですし、ブラックミュージックにも挑戦してみたい。可能性を自分で縮めることはないな、と思っています」

ーーミニアルバム「latte」には、彼が作詞を担当した「幻想人」が収録される。
「この曲は映画『死神遣いの事件帖‐傀儡夜曲‐』(2020年)の主題歌として、オファーをいただきました。鈴木拡樹くん演じる主人公の幻士郎と、安井謙太郎くん演じる十蘭というキャラクター、そして映画を見てくださる方のことを考えて、エンドロールで流れたときにもう一度その世界観に浸れるような楽曲に仕上げたつもりです。作品のカラーでもある和の世界観に寄ることを、意識して書きましたね」

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