みんなが避けるところを意識！
――放送後の反響はいかがですか？
芸人さんたちの本気が視聴者の皆さんにも伝わっていて、「このマッチメイクは熱いね！」「こういう戦い、ガチで良いよね」という反響をいただけているので、うれしいですね。
Twitterなどでも感想をつぶやいてくれていて、それを見て励まされることもありますし、そういう捉え方もあるんだと感じたり、ブロックごとのくくり方もすごく重要なんだなって、視聴者の方の声も参考にしながら、エゴサーチしています(笑)。今後も感想を純粋につぶやいてほしいですね。
――出演する芸人さんやくくりはどのように決めているのでしょうか？
まずは、作家陣と演出陣、私たちプロデューサー陣で話し合いながら、ライブで話題になった人や、「ネタ見せオーディション」の中から選出しています。オーディションでは、100組くらいのネタを見ているのですが、その中から選ばれるのは、2組くらいなんですよね。
決して名前が売れているからと選んで、キャスティングをしているわけではなくて、実際にネタを見て「これなら芸人さんが嫌がるマッチメイクを作れるだろう」という判断の基、キャスティングしています。
スタッフ側でも芸人さんを選びますが、有田さんがこだわっているのって、“芸人さんが嫌がるマッチメイク”なんですよね。なので、「ガチ勝負になってしまうから…」と、みんなが避けるところを意識したくくりを何個も作って、あえてマッチメイクしています。
――「ソウドリ」では、芸人さんのネタ披露後に、有田さんと宇賀神(メグ)アナ、野村(彩也子)アナの3人が展開するゆるいトークも印象的なのですが、狙い通りなのでしょうか？
実はまだ探っているところなんです(笑)。有田さんとアナウンサーの2人がお互いに探り合いながら、戸惑いの中やっているので、視聴者の皆さんには今の状況で判断せずにもう少し見守ってほしいですね。
ちょっとくせがあるので、「あれ？」って、思う方もいると思うんですけれど、今はまだ成長中なので、あのコーナーを含めて面白いって思われるパッケージにしたいです。
アナウンサーの2人は、有田さんとの共演が初めてですし、「ソウドリ」のようなバラエティー番組の経験も少ないと思うので、探りながら頑張ります！
――田村プロデューサーと有田さんのタッグも「有田ジェネレーション」や「有田プレビュールーム」(TBS系)、そして今回の「ソウドリ」と長く続いていますが、田村プロデューサーから見た有田さんはどのような方ですか？
「有田ジェネレーション」が2016年からなので、もう5年目になりますね。有田さんは芸人さんが大好きで、若手芸人さんのネタもインターネットで検索して、たくさん見ているんです。なので、芸人愛に溢れている人だなって、年数を重ねるたびに、「本当に好きなんだな」って、感じています。
