妥協のない現場だったということで、特にこだわった部分を聞かれると「縁はところどころで衣装チェンジをしていて、色が違うんです。これは監督とも話したんですけど、ラストの殺陣の衣装はこの色が着たいと思って。なぜなら、この色は何々だから!?」といきなりクイズにし、佐藤は「俺、それ知らないからワクワクするわ。白っぽい色だったよね?ちゃんと理由があるんだ」と考えだす。
すると、新田は「白は『The Beginning』で(縁の姉の)巴が着ている色なんです。縁は、最後の(剣心との)殺陣のために生きてきたみたいなものなので、そこに全てをぶつける思いで」と答えを明かし、佐藤も「いい話じゃん」とワクワクした表情を見せていた。
さらに、キャスト陣が自分しか知らない佐藤の一面を明かす一幕も。新田は自分と佐藤は「そんなに年変わらないじゃないですか?」と言い、「なのに、最後の殺陣で『マッケン、俺おじいちゃんだからダメだぁ』と言ってました」と暴露。
すると、佐藤は「マッケンは僕がパート1をやっていた時の年齢なんですよ。私はそれから10年たってますから、そんなに年変わらなくはないんだよね」と反論し、「だから、現場ではマッケンがまぶしかったですね。ずっと常に動けるようにアップして。えらかったね」と新田を見てニッコリ。
それを受けて、新田は「僕はあのシーンの最後で、本当にバテてました。それくらいいろんなアクションシーンを乗り越えてきての、あの健さんはすごいなと思いました」と佐藤の奮闘をたたえると、佐藤も「頑張ったな、われわれ」と笑顔を見せ、会場から大きな拍手が送られていた。
◆取材・文・撮影=TAKAMI
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)