映画「マザー MOTHER」(2020年)で鮮烈なデビューを飾った奥平大兼(おくだいら・だいけん)が5月2日放送のドラマ「ネメシス」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)第4話で初登場した。演じるのは17歳にして世界から注目されるAI開発者・姫川烝位(ひめかわ・じょうい)。ポンコツ探偵・風真尚希(櫻井翔)とのテンポのいいやりとりも楽しいキャラクターだ。
「早とちりおじさんって呼びますよ」
「ネメシス」は、5人のミステリ作家の脚本協力のもと、天才過ぎる助手・美神アンナ(広瀬すず)と探偵・風真の凸凹バディが難事件を次々と解決していくミステリードラマ。第4話では、風真らが由緒正しき名門私立高校デカルト女学院で起きた教師の転落死事件を追う。
そこに駆り出されたのが、風真の元教え子・姫川。AI研究により15歳で“世界を変える50人”に選出されたという頭脳をもつ姫川は、自らが開発したAIを駆使して犯人捜しを始める。
飄々とした雰囲気の姫川は、風間に「17にして『世界を変える50人』に選出されたAI開発の天才です!」と紹介されると無表情のままパソコンに向かいながら「違います。選出されたのは15の時です」と訂正。初登場シーンから、風真との軽快なやり取りで視聴者を楽しませた。
その後も2人のコミカルなやり取りは続く。手際よくAIプログラムを構築していく姫川に風真が「おっどろいたな…」と声を上げ、姫川のAI分析に風真が口を挟もうとすると「風真さん、人の話は最後まで聞くって習いませんでしたか?早とちりおじさんって呼びますよ」と容赦ない。
視聴者からは「姫ちゃんいいキャラしてる(笑)」「風真さんと姫ちゃんの絡み、いいなぁ!毎週見たい」といった声が上がり、演じる奥平にも「奥平くんめっちゃ良い!」「奥平くんの演技には惹かれるものがある」と絶賛の声が上がった。