雑誌「日経トレンディ」(日経BP社)が選ぶ、“2009年ヒット商品ベスト30&2010年ヒット予測ランキング”の先行発表会が2日、都内で開催され、ゲストとして益若つばさと有吉弘行が出席。さらに、同企画でことしの“顔”に選ばれた溝端淳平も登場した。
同誌は、'87年の創刊以来、あらゆるトレンドを紹介。毎年12月号はその年々にヒットした商品・サービスをランキング発表し、その翌年のヒット予測ランキングも恒例となっている。'09年ヒット商品1位は、エコカー減税の影響で売り上げを伸ばしたハイブリッドカー「プリウス(トヨタ自動車)&インサイト(ホンダ)」。同誌は、'10年のキーワードを“骨太の原点回帰”“バリューアップアライアンス”として、'10年ヒット予測1位を地上デジタル化に向けて市場を拡大している「2万円高機能テレビ」と予測した。
発表会に出席した有吉は「ヒット商品の発表会に、僕みたいな欠陥商品を呼んでいただき誠にありがとうございます。けど、ことしは溝端君より僕の方が売れてましたけどね…」と、ことしの“顔”の溝端に嫉妬(しっと)の声を漏らした。一方、今回のランキング結果を見て、益若は「ことしはやっぱり不況だったんですね。わたしはあまり不況に感じなかったんですよね」と、自身のデザインした商品が100億円以上の売り上げを誇っているからこその感想を語った。
自分の中でことしヒットだったものを尋ねられた溝端は「一人暮らしなので、電子レンジで料理ができる商品は助かりました」と家庭的な回答を。一方、有吉は「僕はパソコンとかインターネットが前線の中で、あらためてエロ本が良いなと。画像も良いけど、あの紙の質とにおいがエロさを誘うんですよね」と力説し、会場は苦笑いに包まれた。
また、来年の抱負について、溝端は「初心と感謝の気持ちを忘れず、1つ1つの仕事を一生懸命にすることですね」と力強く答え、益若は「皆さんが喜んで、“作ってくれてありがとう”と思われるような商品を発表したいと思います」とデザイナーとしての顔を見せた。最後に、有吉は「最近は家電芸人とかも出て来てるので、僕もどこかの企業とがっちり手を結んで、生活を安定させたいですね」と語り、またしても会場に苦笑いが起こった。
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