――もうすぐ上演となりますが、今の心境はいかがですか?
楽しみです!また氷艶メンバーと再集結できることがうれしいですし、ファンの方々の前でパフォーマンスをすることが楽しみで、すごくワクワクしています。
――「LUXE」は“世界巡り”がテーマになりますが、どのような演目ですか?
僕が演じる「光の王子」が、さまざまな国を巡ります。そこで、いろいろな国、世界をキャスト陣がどう表現していくか…というところを楽しんでいただければと思います。
ショーの中では、歌もお芝居もありますが、今回はスケートがメインになるので、前回の「氷艶」と比べるとアイスショーに近いのかなと思います。ですが、役者、歌手の方々が加わり、さらなる面白みも感じていただける内容になっています。
――役者や歌手など、さまざまなフィールドで活躍されている方々が出演することで、氷上で魅了するエンターテインメントの可能性も広がるのではないでしょうか?
スケートは、短期間で習得することがすごく難しいです。けれど、前回の「氷艶」でも実感したことですが、エンターテインメントの世界で活躍されている方々は存在感がすごいですよね。ただただスケートだけを見ればできないこともあるのは当たり前ですが、それを感じさせないパフォーマンス力に圧倒されて「これはすごいな」と。
逆に、僕がせりふや歌、お芝居でこれだけの存在感を出せるのかと聞かれると難しいですよね。そういったパフォーマンス力や、表現の仕方などを違うジャンルの方々から体感して、刺激を受けるということが貴重な経験になりました。
あとは、お互いに難しいこと、初めてのこと、慣れていないことにチャレンジしながら助け合うことで、よりチームの一体感につながっている気がします。この“一体感”が、お客さまにも伝わるのでないかと思っています。
――高橋さんがアドバイスをすることや、アドバイスをもらうことはありますか?
そうですね。スケートに関しては滑り方や魅せ方のアドバイスをすることもありますが、そういったアドバイスはみんなで出し合っています。
僕の演技指導には、(福士)誠治さんが付いてくださっていていろいろ聞いています。前回の「氷艶」で、せりふがありましたが、その時はお芝居について全く分からなかったので、せりふを「言わなきゃ」と思っていました。
けれど、誠治さんから「会話は相手のリアクションに反応する」と言われて。そこで、確かに実際に話しているときに言うことが決まっていることはないなと気付きました。その後は、せりふが自分の中にすっと入ってくる感覚がありましたね。
あと、もともと大きい声を出すことが苦手で。叫ぶことも多かったので、「声を出すことに慣れた方がいいよ」とも言われました。「演技ができる、できないは別として自分の声に慣れた方がいい」などアドバイスをもらい、すごく細かく指導をしていただきました。
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