――現場で「チームワークがいいな」と思ったシーンは?
恒松:4話の歌うシーンですね。最後に大合唱するシーンがあるのですが、段取りの時点から雰囲気が良くて、「撮れるね、これは」って感じになって。そんなに苦労することなく撮れましたよね。でも、大変だったのも歌うシーンで(笑)。
柄本:けっこう重要なシーンなんですよ。それぞれに抱えている心情があっての4人のシーンだから難しい。でも、チームワークがよくてそのまま頑張れました。
恒松:そうですね。苦労したシーンだけど、普段のチームワークの良さのおかげで変に戸惑うことなく出来たというか。難しいシーンだったけれど、やりにくさは無かったですね。
――最後に、3話の見どころを教えてください。
白濱:この作品には医師だけでなく、患者さんもたくさん出てきます。3話は、患者さんと研修医の関係を描いた回です。
野村:でも俺と時生くんは、患者さんにほとんど会ってないんですよ。
白濱:くるみは結構あるよね。
恒松:はい。多くなってきました。
白濱:僕は2話から、交通事故で運ばれてきた拓磨くんという男の子を担当していて。
恒松:その子をめぐって、いろいろな壁にぶち当たるんです。
野村:研修医室での4人のやりとりも見てほしいですね。雨野(白濱)と滝谷(柄本)が2人でいちゃいちゃしてるところとか(笑)。
恒松:手術シーンを再現したり!
白濱:あ~、あれは楽しい(笑)。研修医室は、憩いの場なんですよ。
恒松:家みたいですよね。
白濱:うん、実際俺、あそこのソファで寝たしな。
恒松:本当に!?
野村:あそこ、いいよね。
白濱:へこんでばかりの研修医たちですが、研修医室だけはリラックスできる場。このドラマの中の一番平和な空間なんです。研修医室のシーンは、ハラハラせずに楽しんで見ていただけますので、安心して見てください(笑)。
取材・文=坂本ゆかり
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